日本でも見かける、米国系のアイスクリーム店「コールドストーン」。
ソウルへの転居後、数ヶ所で支店を見かけたのですが、コワくて立ち寄れませんでした。
数年前、東京のこの店に寄ったら、私がテイクアウト注文したアイスクリームをこねつつ、店員嬢が突然
「ハイホ~♪ ハイホー♪」と、元気に歌い出したからです
にぎやかな繁華街の歩道に面した店でしたが、周囲の通行人を振り向かせるのに十分な声量とパフォーマンスでした(それが同店の売り物のひとつだと後で知ったのですが・・・)。
アイスクリーム自体は美味でしたが、あの踊り(?)と歌は「おひとり様中年客」には気恥ずかしいものがあります。
が、自宅近くのワールドカップ競技場内の映画館「上岩CGV」の1階でこの店に遭遇。
この店の構造上、注文カウンターの周囲にいるのは皆、店の客です。
「もしあの店員くんが歌い出しても、通行人でなく客なら驚いたりジロジロ見たりしないのでは」
と思い、カウンターに向かいました。
アイスクリーム本体の味とサイズ、混ぜ合わせる具材、アイスクリームを入れるカップまたはコーンを選択します。
一番人気だという「ストロベリーアイス+バナナ」を、一番小さい「Like it」サイズ(3800ウォン)で注文。
少々お待ちを・・・とのことですが、番号札や呼び出しブザーは無しです。
店員くんが作業を開始しました。
コネストのヌーンスクエア店紹介記事
http://www.konest.com/contents/gourmet_mise_detail.html?id=1804
には「コールドストーンの上でアイスクリームとミックスイン材料を混ぜてくれます。これを見なきゃ来た甲斐がないってもの!」
とありますが、間近でまた「ハイホ~♪」が始まったらコワいので、自席でひっそり待機することにしました。
・・・どうやら、作業は軽快ながらも「歌無し」のようです。
こね作業を迅速に終えた店員くんは、「ストロベリーバナナ、出ました~」と、こちらを向いて呼びかけてくれました。
一番小さいサイズとはいえ、こねたアイスクリームをカップいっぱいに詰めてある感じで、意外に量は多めです。
通常のアイスクリームも、冬にも美味しく食べられる感じの味ですが、次回はクリスマスっぽい「バームクーヘン&アイスクリーム」などを試してみたいと思いました
追伸:ところで、11月11日の「ペペロデー」の一週間後の訪問でしたが、カウンターには明らかに「ペペロデー用ギフト」と思われる棒菓子が・・・。もっとも、よそのコーヒーショップやコンビニでもまだまだ見かけますが