「出前系」「大陸味」ではない中華料理が食べたい気分になり、週末の夕方に弘大の香港・台湾料理店「阿友美食」に行ってみました。
夕方といいつつ、店に着いたのは午後5時ちょっと前です。
何と、店が閉まっています!確か、土日も営業のはずなのに
と、入口に記載の番号に電話してみると「5時に開店しますので」との返事。確かに、店内には人の気配があります。というか、すぐに店の奥から店員くんが出てきて入口を開けてくれました。
夕食には早い時間ですが、注文を考えている間に数組の客が入ってきました。中国語で語らう若いカップル客などもいて「本場の人が来るということは、美味なのか!」と期待したりします。
韓・英・中国語の写真メニューを見て検討の結果、野菜炒飯のセット(11000W)と牛肉麺のセット(たしか13000W)を注文。
ザーサイとピンク色のカブ(?)漬けを食べつつ待つこと数分、炒飯と麺がほぼ同時に出てきました。
牛肉麺のほうは少し五香粉っぽい香りが強すぎかな(好みの問題ですが)という気はしたものの、全体的にはそれなりに美味でした。
が、このセットメニューの魅力は、メインディッシュよりむしろパンチャン(というか、副菜)にある気がします。
セイロに載った蒸し点心や、白キクラゲ、サーモン、皮蛋(ピータン)豆腐という、チャジャン麺・出前系の中華料理店ではなかなか出会えない品揃えの副菜と共に料理が出てくると、なぜかすごく嬉しい気分になるのです
さらに、デザートを注文しようと、壁に貼ってあった写真を指して「これとこれを1つずつ」と言ったところ、
「それはセットに含まれております。マンゴのシミルとココナツのシミルですね」
との回答。平日やランチタイムでなくてもデザート込みのメニュー・料金のようです。
写真を見て、ゼリー風のものを想像していたので「あれ、意外に液体っぽい?」とは思ったものの、濃いめの味の料理の後にサッパリ味の冷たいデザートが出てくるとこれもまた嬉しい気分になります
今回の麺はちょっと「五香粉味」でしたが、次回は別のセットメニューを試してみたいかもと思いました。