地下鉄6号線の上水駅と合井駅の中間くらい、駐車場通りの近くにある建物の2階に、何だか人気店らしいテーブル席の食堂があります。路上からのぞいて見る&匂いをかいでみる限り、何だか洋食屋のようです。
階段に書かれている店名は「含博食堂」。カフェな外観なのに、じつはハンバーグ屋らしいと知り、ひとりで入ってみました。
店内の雰囲気は、日本のレトロな洋食店っぽい感じです。が、イスの脚にテニスボールが付いていたり、厨房カウンターやレジにはちょっと現代的オタク感が漂っています。
若い店員くん&店員嬢の容貌はロックミュージシャン風です。よく見ると、店員嬢の腕には大きめのタトゥーが入っていたり(料理を運んできてくれる時に少しビックリするお客さんもいるかも)します。さらによく見ると、厨房内のコックくんも何だかロックな雰囲気です。
「ロックくん達が趣味でやっている店なのか
」と一瞬後悔しましたが、ハンバーグを作るぺったんぺったんという音が意外に本格的な感じだったので、「まあ、激マズならこんなに客はいないだろう」と、とりあえず着席。
メニューは、ハンバーグを使った料理5~6種類のようです。
8900ウォンという中途半端な値段の「コンタコンタ」というメニューを「目玉焼き半熟(固焼き/半熟を選択)」で頼んでみました。←ランチタイム中なので、炭酸飲料ひと缶が無料サービスでした。
待つこと数分。出てきたのは、子どもの頃(30年以上昔ですが)にレストランで食べた「洋食」を思わせるセットでした。
目玉焼きが載った厚めのハンバーグは「オトナの子ども心」をくすぐられる姿と味です
特にインパクトがあるわけではない付け合わせ(あ、ポテトはちょっと美味でした)も、ハンバーグを邪魔しない存在感の薄さで、意外に良い感じです。
韓国の「ファミリーレストラン」よりも手頃な価格で、手作りっぽい味のハンバーグ(というか、ほんとに手作りですが)と、ちょっとオタクっぽいオシャレな雰囲気を味わえる店でした。「洋食を食べたい」気分の時にぜひ。