弘大入口駅から徒歩7分ほどの坂の上にある、「パッ モンヌン カフェ」。
「ごはんを食べるカフェ」という店名の通り、ここの名物メニューは大きめのお皿に載った「今日のプレート」という定食です。←名前的には、日替わり料理のようです。
なお、プレートというと、ブランチっぽい洋食をイメージしますが、この店のプレートは「韓食」です。
わりと普通のアパートの2階(に見えますが、実は1階かも?)にあるこのカフェ、オーナーは「2000ウォンで作る、共働き家庭の食卓」など、多数の料理本を出している人だとのこと。店内には、著書と思われる本が何冊か置かれていました。
レジカウンターや冷蔵ケースなどは普通にあるのですが、テラスに植えられたハーブ、棚に置かれたボトルやキューピーの人形など、店というより「オシャレな知人の自宅兼オフィスに遊びに来た」ような雰囲気です。
さて、私がこの店のそばを通りかかったのは、遅ーい朝食をとった日の午後でした。
「今日のプレート(炭酸飲料またはアメリカーノ付き8000ウォン+10%)」は量が多いか・・・ということで、
「今日のブレッド(同じくドリンク付きで5000ウォン+10%)」を注文。
が、この料理名に思わぬワナが潜んでいました。
私の「プ」と「ト」の発音が韓国語的にイマイチだったのか、
注文:「今日のブレッドを」
応答:「はい、今日のプレートでございますね」
というトホホな事に
「いえ、この5000ウォンの方です」「パンです
」と重ねて念を押して着席。なぜ、2品しかないフードメニューがこんな紛らわしい名前なのでしょうか
←韓国語では全然違う発音かも、ですが。
その日のパンは「鶏むね肉のクロワッサンサンド」でした。
大型のクロワッサン、適度にシットリ感のある鶏肉、具材全体(野菜も入っています)には「妙な甘さ」のない味付け・・・と、優秀な一品です
コーヒー(アイスでもホットでも同料金)は、濃さや苦味はさほどないものの、それなりに美味でした。
次回訪ねる際には「今日のプレート」を注文してみようと思ったのでした。「はい、今日のブレッドでございますね」と言われたらまたトホホですが・・・。