こんにちは。コネストのソウルっ子です。
ソウルにもやっと春が訪れましたが、花冷えのせいかまだ冬のようです。
今回は一人でソウルを旅行する際、行ってほしいスポットを紹介したいと思います。
ソウルを訪問する皆さんの平均滞在期間は2泊3日ぐらいで、昼間には人混みの中でショッピングや観光スポットめぐりなどで体が疲れてしまいますね。その疲れを取るため、夜の1時間ぐらいはライブを聞きながら一息入れるのはいかがでしょうか。
若者通りといわれる弘大の近くには上水洞(サンスドン)という町があります。この町には昼間はチェビタバン(ツバメ喫茶店 ; 제비다방)という看板をかかげてコーヒーやソフトドリンクなどを売りますが、夜になるとチハンチェビ(酔ったツバメ ; 취한제비)という看板にかえてお酒を売る少し不思議なお店があります。
昼間の看板
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夜の看板
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この不思議なお店では毎週、木~土曜日の午後9時(たまに8時)から1時間ぐらい公演が開かれます。出演する歌手は皆さんはもちろん私も知らないインディ―ズが多いですが、狭い空間でビールを飲みながら聞くライブは結構面白いです。
それではチェビタバンをご紹介します。
1.アクセス
ソウル地下鉄6号線の上水駅の3番出口から歩いて3分ぐらい
かかります。下のイメージをご参考ください。
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1.ソウル地下鉄6号線上水駅の
3番出口に出ます。
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2.右側の後ろに曲がって直進します。
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3.左側に曲がって直進します。
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4.直進します。
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5.CTRと書いてある建物が
チェビタバンです。
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6.入ります。
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2.内観
お店の中へ入ると右側にはカウンターやバーの席があります。中央にある大きな穴を通して公演をみることが出来ます。左側には公演が開かれる下の階へ向かう階段があります。下の階には本や漫画、ボードゲームがあり、気軽に楽しむことも出来ます。あ、お店の中では禁煙ですので喫煙はカウンターの左側にある場所をご利用ください。
上の階の全景
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喫煙所(カウンターの左側)
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下の階への階段
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下の階の全景
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3.オーダー
基本韓国語メニューしかありませんが、簡単な英語や日本語の可能なスタッフもいるそうです。私は生ビール(4,000ウォン)とカレットッグイ(細長い焼き餅、5,000ウォン)を頼んでみました。注文したものはスタッフさんが席まで持ってきますが、ビール一杯ぐらいはその場ですぐ注いでくれます。
生ビール(4,000ウォン)
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細長い焼餅(4本、5,000ウォン)
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4.公演
公演は上記のように毎週、木~土曜日の午後9時から始まります。私は席を確保するため、8時までに行きましたが、8時30分までに行っても充分だと思います。
このお店の公演は無料入場有料退場というスローガンをかかげています。公演の最後に 募金箱を回して観客が自主的に払うようにしています。特に払わなくてもいいですが、募金箱に貯まったお金は全額アーティストの収益になりますので、5,000~10,000ウォンぐらい払ったらいいと思います。
”今日のチェビ公演は「ロマンスタッフ」9時”
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リハーサル中
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公演中
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募金箱(無料入場有料退場です!!)
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有名な歌手ではありませんが、自分たちを応援する観客のために精一杯歌ったり演奏したりする彼らを見ていたら日常に疲れた私もなんとなく慰められました。皆さんもぜひ行ってみてください!! 今まで味わえたことのないソウルに会えるかもしれません。