韓国旅行口コミ掲示板「コネストコミュニティ」
アンニョンハセヨ!先週から気温がぐっと下がった韓国。これでは秋が来ずに冬になってしまうのではないか…と焦ったホッピーは週末、日本人・韓国人の友人10数名と紅葉狩りに行って来ました。行き先は新羅(シンラ)王朝の古都であった慶州(キョンジュ)。紅葉を見ながら、歴史遺産も満喫!という一石二鳥の秋旅です。ソウルを出発したのは、金曜日の夜。せっかく韓国の東海岸に行くのだから、この際、日の出も拝んじゃおう!ということで、まず向かった先は慶州の南側に位置する蔚山(ウルサン)。蔚山には、韓国で一番早く日の出が見られるという艮絶岬(カンジョルゴッ)があり、初日の出の時は人・人・人で溢れかえるのだそう。そして岬には、どでかい緑のポストが。ポストの裏手に回るとドアがあり、内部に入ることも。中にははがきが設置されており、手紙を書くと韓国国内だったら無料で配達してくれる!…そうなのですが、ホッピーが訪れたときにははがきがありませんでした。さらに残念なことに、厚い雲がかかっていたため、日の出を拝むこともできず、また次回に持ち越しとなりました。
蔚山を後にしたホッピーご一行は、慶州の寺めぐりへGO!ユネスコ世界遺産の石窟庵(ソックラム)と仏国寺(プルグッサ)に向かいました。真っ赤な紅葉を期待していたのですが、慶州の紅葉にはまだ早かったようで、緑と赤の葉が入り交ざった状態でした…残念。それでもホッピー的には、独断と偏見で世界一イケメン大仏と認定している石窟庵の釈迦如来坐像に再会できたのでご機嫌です。
お腹が空いてきたので、腹ごしらえ。お昼は、仏国寺駅近くにあるカルビクッス専門店「カルビラン クッスラン」へ。ここでは、豚カルビとクッス(温麺またはビビン麺)が一緒に味わえるそう。散策でお腹ペコペコのホッピーは期待が膨らみます。15分ほど待って、店内へ。注文すると程なくして、豚カルビと温麺の登場。豚カルビはろうそくの上に置かれ、時間がたっても冷えることなく温かく味わうことができます。温麺のスープはちょっぴり辛め。カルビの甘いソースと相まって、あっという間に完食です。
お腹がいっぱいになったところで、今夜のお宿であるコンドミニアムにチェックイン。そしてそのまま夕食の買出しに。今夜は飲むぞ~!とばかりに、食材やお酒を買い込みます。今回のアルコールは、韓国焼酎×1本、ビール1.6L×3本、マッコリ×8本、ワイン×4本。夜まで待てないホッピーは買出しの時点でそわそわしてきました。
とはいえ、お昼の温麺が消化しきれていないので、慶州の夜景見学にGO!東洋最古の天文台といわれている瞻星台(チョムソンデ)と新羅時代最大の人工池である雁鴨池(アナッチ)を巡ります。雁鴨池ではかつて新羅時代に、王族たちが船を浮かべてお酒を飲みながら遊んでいたとか。ホッピーもその時代に産まれていたら、その船に乗ってみたかったなぁ…と思いをはせるのでした。
目一杯、観光を楽しんだ後は、お待ちかねの宴がスタート!豚プルコギやお手製の即席キムチなどに加え、慶州出身の友人おすすめの冷菜豚足(ネンチェチョッパル)をペダル(配達)で頼んで、大宴会。焼酎から始まり、ビール、マッコリ、ワインと流れ、結局、準備したアルコールを全部消費。いつの間にかソファーで寝てしまっていたホッピーなのでした。
翌日は軽い二日酔いに悩まされながら、自転車で慶州歴史遺跡地区を巡ります。国立慶州博物館の駐車場で自転車をレンタルし、大陵苑(テヌンウォン)・天馬塚(チョンマチョン)や石氷庫(ソッピンゴ)へ。約1時間で気軽にまわれるので、天気がいい日にはおすすめの観光コースです。
そして慶州最後のご飯は、トッカルビがおいしい店として知られている「古色蒼然(コセッチャンヨン)」へ。14時半すぎに訪れましたが、まさかの20組待ち…大人気店のようです。それでも本館と別館があるため、20分ほど待ったら店内に案内されました。お肉の香りがファ~っと香るトッカルビがおいしいのはもちろん、付け合せのおかずも美味。食事時をはずしてもお客さんが多いのも納得の味でした。
1泊3日のホッピー秋旅行。残念ながら紅葉は見られませんでしたが、おいしい食事とおいしいお酒でお腹が満たされた3日間でした。慶州の紅葉は来週から再来週にかけて見ごろになりそう。韓国の秋を楽しみに、慶州に足を運んでみてはいかがでしょうか。