美容に良い「ファンテ　トゥルケ　トックッ」を紹介します。

ヨロブン、セヘ　ポッ　マニ　パドゥセヨ～！！
あけましておめでとうございます。２０１４年になりました。皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。

今回ご紹介するメニューは、トックッ（餅スープ）です。トックッは純粋と長寿を意味する、韓国では新年に食べられる伝統的な料理です。昨年の今ごろ、牛をベースにした「トッマンドゥグ」を紹介しましたが、実は朝鮮半島の地域によって食べるトックッの種類が違います。

まず、北側の黄海道では すまし汁のジョレンイトックッを作って食べます。忠清北道はワカメを入れて作りますし、全羅北道は鶏をベースにして、江原道はトッマンドゥグを、南海と隣接した慶尚南道はカキを入れてトックッを作って食べてきたそうです。

今は交通が発達したため場所に関係なく、どのトックッでも食べられますが今でもまだ代々続いてきた地域色は残っているようです。 その他にも韓国にはいろんなトックッがありますが、今回ご紹介したいトックッは「ファンテ（干しスケトウダラ）トゥルケ(エゴマ)トックッ」です。

「トゥルケカル(エゴマの粉)」はこちらをご参考ください。→秋のおすすめ食材「トゥルケカル」(コッコのソウルでお嫁さん)

材料公開！！（２人分）
ファンテ(干しスケトウダラ)約150ｇ、ガレトッ(細長い餅)約300ｇ、いわしのスープ、長ネギ１/２本、おろしニンニク大さじ１、

トゥルケカル(エゴマの粉)大さじ３、汁醤油、塩、たまご１個、エゴマの油
いわしのスープ材料
いわし、昆布、長ネギ、ブラックペッパーホール

いろんな料理に使いやすいのでチャングムの冷蔵庫にいつも作り置きしているいわしのスープです。いわしと昆布、ネギなどの残り野菜で簡単に作ることができます。

ファンテは水で戻し一口サイズに切ってください。ガレトッも水に浸けて柔らかくしてください。

水で戻したファンテをエゴマの油、おろしニンニクと一緒に炒めてください。ニンニクの香ばしい香りがし始め、ファンテに火が通ってきたらいわしのスープを入れます。

ファンテのスープが白くなるまで煮込みます。そして水につけやわらかくなったガレトッを入れます。ガレトッは火が通ってきたら、徐々に浮かんできます。

ガレトッがスープに浮かんできたら汁醤油と塩で味をつけます。そのあと仕上げに長ネギとエゴマの粉を入れます。エゴマの粉はあらかじめ入れておくと香りが飛ぶので、ガレトッに火が通ってから最後に入れたほうが香りも味もよくなります。

器に移し、錦糸玉子とエゴマ粉をきれいに盛り付けて完成！