いっぱい食べると酔っちゃう？！ マッコリパンと水正果(スジョングァ)

アンニョンハセヨ！
秋が来るのが嬉しいチャングムです。
季節が変わりつつありますね。個人的に秋が一番好きなチャングムは日に日にテンションが上がっています！
そんな今回は秋と秋夕(チュソク)にぴったりの韓国伝統のおやつを作ってみようと思います。イェイ！！

子ども時代のチャングムは母と市場へ行くのが大好きでしたが、その中でも一番の楽しみはやはり、お店いっぱいに並んだおやつ！！スンデやトッポッキが待っているチャングムのパラダイス＾＿＾

その中でも、祖母が好きだったマッコリパンを買って家に帰る道は、幸せすぎる時間！ほかほかの湯気とやさしいその香りが大好きでした。

近頃日本でも大人気のマッコリを使った、マッコリパンですが、実は簡単な材料でできるということをつい先日、知りました。

愛酒家のチャングムの母は、たまにマッコリを飲むのですが、それがいつも残ってしまって…結局は捨ててしまったり、
だらだら飲み続けることになったりします。その残った１杯or１カップのマッコリでも、マッコリパンを作ることができるんです。

それからもうひとつついでに。パンに合う飲み物も作ってみましょう。甘さの中のすーっとした味と香りが魅力の韓国伝統の飲み物、
水正果（スジョングァ）。実は、チャングムは作る過程でちょっと失敗してしまったんですが、試行錯誤の末、ついに成功！

それではそのレシピをご紹介しましょう。


[マッコリパン]

材料公開！！（チャングムの成功こだわりレシピ）
強力粉700g(ふるいにかけておく)、水250ml、牛乳250ml、マッコリ250ml、卵(全卵)２個、砂糖大さじ７、塩大さじ１杯半、サラダ油少量、豆やナツメ(飾りつけ用)少々

水を温めながら、砂糖と塩を入れてよく溶かします。人肌程度に温まったら、室温のマッコリと牛乳、卵を入れて混ぜます。 ※温度が高すぎるとマッコリの酵母が死んで、よく膨らまないので加熱しすぎないように温度に注意しましょう。

１に、ふるいにかけた強力粉を入れ、だまが残らないようによく混ぜます。

生地にラップをかぶせ、暖かい所に置き５～７時間じっくり発酵させます。二倍以上に膨らんだ生地からガスがポコポコ出始め、マッコリの甘い香りが漂います。

よく膨らんだ生地をこね、ガスを抜きます。再びラップをかぶせて１時間寝かせると生地の完成です。

生地が型に付かないように、サラダ油を少量塗ります。型の３分の２程度生地を入れ、その上に豆やナツメを飾ります。

蒸し器に５の生地を入れ、強火で15～２０分程度蒸します。竹串を刺して生地がついてこなければ出来上がりです。冷蔵庫に入れて冷やして食べてもGOOD！

★チャングムのひとことポイント★
マッコリの力で発酵させるので時間がちょっとかかりますが、それでも待つ時間も楽しみの一つ。「夕方、生地を作って、翌朝蒸す！」こんなスタイルはどうでしょうか。もちろんホカホカのうちに食べるのがベスト！ですが時間がたってかたくなってしまったパンは、もう一度蒸せばおいしく食べられます！


[水正果(スジョングァ)]

材料公開！！（チャングムの成功こだわりレシピ）
桂皮(シナモン)100g、生姜100g、水３ リットル、黒砂糖２カップ、ブラウンシュガー１カップ、松の実適量

生姜は皮をむいて薄切りにしておきます。水1.5リットルに切った生姜を入れて強火で煮立たせ、弱火で１時間煮込みます。

別の鍋を用意し、流水で洗った桂皮(シナモン)と水1.5リットルを入れ強火で煮立たせ、弱火で１時間煮込みます。

１と２を布でこして合わせ、砂糖で甘さを調節すれば出来上がり！松の実をかわいく浮かべて完成！

★チャングムのひとことポイント★
辛い味が苦手な人は、生姜の量を調節してください。生姜と桂皮(シナモン)が体を暖め、風邪予防にも効果抜群の水正果。今、この季節にぴったりの飲み物です！

残ってしまったマッコリは捨てないで、ぜひチャングムのマッコリパンをお試しください。水正果は桂皮(シナモン)と生姜を
一度に入れて沸かしても大丈夫ですが、別々に沸かして合わせた方がそれぞれの香りが引き立ちます。
ひと手間かけて、おいしい水正果をお楽しみください。


それでは皆さん、次はモォ　モッコシッポ？