歴史ある料理！ 「薬食(ヤッシッ)」を紹介します。

アンニョンハセヨ！

アァ～ いい天気！！遠足行きた～い。秋の行楽日和に、涼風を浴びながら遊んでいる自分を想像して見ました。もう来週は韓国最大名節の秋夕(チュソク)です！はやい！！食べ物が貴重だった頃は果物と穀物が獲れる秋夕の時期が一番豊かだったと言います。そのため「いつも秋夕だったらいいのに」という言葉もあるほど…。

今回紹介したい料理は、普段からよく食べられ、茶礼(チャレ)の祭壇にもよく上がる「薬食(ヤッシッ)(胡桃、栗、ナツメなどが入った甘いおこわ)」です。 ところで、この「薬食」は高句麗、百済、新羅の三国時代から伝えられて来た料理と言います。作るのは意外と簡単な歴史ある料理！「薬食」を紹介します。

材料公開！！(３～４人分)

 もち米３カップ、醤油大さじ４、砂糖1.5カップ、シナモンパウダー大さじ1/2、塩少々、ナツメ、栗、豆、レーズン、ごま、黒ご
 ま、松の実、ごま油大さじ1/2 

今回は普段使っている炊飯ジャーを使って作って見ようと思います。炊飯ジャーにもち米３カップを入れて洗ってください。水につけたまま４時間ほど置いておくと、ご飯がふっくら炊き上がります。 ナツメは種は除いて適当な大きさに切って、栗は皮を剥いて準備します。

普段「薬食」をよく作るうちの母は、もち米に直接味付けをして、皿洗いの手間を減らしています。やはり熟練の主婦にはかないません＾＾炊飯ジャーに入ったもち米に、上記の醤油、砂糖、シナモンパウダー、塩を入れてよく混ぜてください。砂糖がある程度溶ければ、普通の米と同じ分量で水を入れてください。

用意した炊飯ジャーに下ごしらえしたナツメ、栗、豆、レーズンを入れて準備完了！チャングムは寝る前に準備して朝食べるために予約機能を使いました。明日起きればおいしい「薬食」だ！！

起きてジャーを開けたらふわっと炊き上がった「薬食」が！甘～い味が染みこんでいて、おいしそうに炊けました！

大きな器にご飯を移しごま油、ごま、黒ごま、松の実、はちみつを少し入れ、よく混ぜてください。ご飯と同じく強く混ぜすぎると米粒と野菜がつぶれてしまうので軽く切るように混ぜてくださいね～

実は、今日の料理はコネストスタッフと一緒に食べるために作ったもの！秋夕が近づいていることもあり、普段お世話になっているみんなと一緒に食べるため、大きな器に盛ってみました。喜んでくれたらいいな＾＾

「薬食」の魅力は、味はもちろん、その調理法のカンタンさ！一度作って見たら「これで終わり？」とびっくりするかも…。ほかに好みに合わせてナツメなどを多めに入れて、もっと香ばしく楽しむこともできますし、シナモンパウダーの量を調節して風味を調節することもできます。チャングムは次回他の果物を入れて見ます。もっとおいしい作り方を見つけたらお知らせしますね！！

楽しい秋夕になりますように！！チャングムはいまから松餅(ソンピョン)を作りに行きます～！
それでは皆さん、次はモォ　モッコシッポ？

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