チャングムの実家は茶礼のとき、母の気分によって‘今回のジョン’が決まります。 ジョンの世界には簡単なジョンから少しは手がかかるジョンまで多様なジョンが存在しています。この中で今年の秋夕には韓国かぼちゃのジョン(ホバジョン), スケトウダラのジョン(ドンテジョン), れんこんのジョン(ヨングンジョン), 小麦粉ジョン(ミルガルジョン)、緑豆ジョン(ノッドジョン)、この5種のジョンを作ります。
材料公開!!
韓国かぼちゃのジョン(ホバジョン) : 韓国かぼちゃ, 塩, こしょう, チヂミ粉, 卵2個 スケトウダラのジョン(ドンテジョン) :スケトウダラの切り身, 塩, こしょう, チヂミ粉, 卵2個 れんこんジョン(ヨングンジョン) : れんこん, 塩, チヂミ粉, 卵1個 小麦粉ジョン(ミルガルジョン): 水に洗ったキムチ, ねぎ, パプリカ, チヂミ粉 緑豆ジョン(ノッドジョン) : 緑豆, ねぎ, 水に洗ったキムチ, 豚肉, 玉ねぎ1/2個 サラダ油(*チヂミ粉がないなら小麦粉に塩とこしょうをいれて使ってもかまいません。)
ごめんなさい。材料に正確な分量を書けなかったです。だって、残った材料のすべてを混ぜて焼いてもおいしいんだもん。私は普通卵をたくさん溶いた後でスクランブルエッグのように仕上げます。
まず韓国かぼちゃのジョンとスケトウダラのジョンを作ってみます。二つのジョンは本当に簡単に作ることができます。 ピカタと似ている作り方で超簡単です。韓国かぼちゃを8mmの厚さで切ってください。 そのかぼちゃに塩と胡椒で下味をつけ、チヂミの粉をからめます。フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、チヂミ粉をからめて、かぼちゃを‘卵液’につけながら並べ、焼き色がついたらひっくり返し、同様に焼き色を付けて、終わり。
次はスケトウダラのジョン(ドンテジョン)です。かぼちゃと同じ‘下味-->チヂミ粉-->卵液-->付ける’の手順でスケトウダラのジョンも簡単に作ることができます。 このような方法で豆腐、 きのこ、茄子、肉もジョンになるんですよ。
れんこんのジョン(ヨングンジョン)を作ってみましょうか? れんこんは水にさらして皮をむいて8mm厚さの輪切りにします。あとは硬いれんこんがフライパンで焼くにはあまり長い時間がかかるので下味のかわりに沸いている塩水に入れ煮ます。れんこんが煮える間練り粉を作ります。残った卵液にチヂミ粉を入れてねります。混ぜたときは水気が少なく硬く感じますが、火を通すとさくっと焼きあがります。 フライパンにサラダ油を入れて中火にかけ、練り粉にれんこんを入れもれなく付け、焼き色がついたらひっくり返し、同様に焼き色を付けるなら完成。このような方法でサツマイモを焼いたらこれがもううわぁぁぁ まいうぅぅぅー!!!!!!!
れんこんのジョンも作ってから残った練り粉にお水をいれます。クレープを作るようにゆるくしてください。後はねぎ、水に洗い出したキムチ、色を合わせるためのパプリカを長く切って準備します。母はコンブを入れたりするんですが、コンブを嫌やがるチャングムは果敢にパプリカを入れちゃうのです(笑)。事実このジョンはチャングムの実家でしか見たことがないんですが, 普段は作らなく茶礼の時だけ作る素朴な味が魅力です。 フライパンにサラダ油を入れて、とても薄くタネを広げます。 そのタネの上になっている面に刻みねぎ、水に洗い出したキムチ、パプリカなどを並べます。 置かれた材料が切れることを防止するために薄くタネをのせ、ひっくり返して反対側も焼けば完成です。
最後に緑豆入り焼き物(ノッドジョン)です。 ノッドジョンはノッドピンデトックとも呼ばれます。まず、3時間ぐらい緑豆を水に浸して戻してください。その緑豆をミキサーで細かくします。そして緑豆と交ぜる野菜と豚肉を準備してください。豚肉と水に洗ったキムチを入れて残り野菜はどれを使っても良いです^^ 私はたまねぎとなが葱を入れましたがもやしやきのこを入れてもおいしいです。そこに、小麦粉を入れると作りやすくなりますが、パサパサになりますね。というわけでちょっと作りにくいけどそのまま交ぜて焼きます。前より弱火で何度も覆さず焼き色がついたらひっくり返し、同様に焼き色を付けるなら完成です。
五つをすべて作って見ました。いや~正直言うときびしい!!でも、韓国のおかあさんたちは茶礼の前の日何時間もかけて食べ物をつくているのです。そして次の日の朝、茶礼の時間にお皿に盛り出します。 食べたい分だけ作って食べれば本当に良いですが, パク・チャングムはいつも残してしまいます。 こんなときはキムチチゲやチョングッチャンに入れて一緒に食べるとまたそれが美味!!もしもジョンがのこったらぜひチャレンジしてくださいね!
それでは皆さん、次はモォ モッコシッポ?
【関連記事】
・自宅で挑戦!韓国の手料理レシピ集
|