あまからい「チムタク｣を紹介します。

アンニョンハセヨ？

今日から新人メンバーとして編集部日記に加わる、韓国人スタッフでありコネストの悪童シェフ、パク・チャングムといいます。

韓国では大人になっても家族と一緒に暮らすことが多いのですが、そのためか、私は週末になると家族みんなが食べたがる料理を作ったりしています。そこで、今回から皆様にもパク・チャングムが好んで食べる韓国料理のレシピを紹介していきたいと思います。

タイトルは「パク・チャングムのモォモッコシッポ(何が食べたい)？」!！

そして、その第一弾として今回は「チムタク｣を紹介したいと思います。

鶏肉は韓国では「タットリタン用」と言って切って売っています。切り身が大きければあちこちに小さな切れ目を入れるとソースが中まで染みて、もっとおいしい「チムタク」が出来上がります。鶏肉は洗って準備してください。

野菜は大きく切ってください。どんな野菜でも大丈夫ですが、だいこんはチャングムの口には全然合いませんでした。春雨は一時間ぐらい水に浸して準備してください。春雨がなくてもご飯や普通のそうめんでもおいしい「チムタク」を楽しめます。

沸いているお湯に鶏肉を入れ、茹でます。においと不純物をなくすためなので２～３分位で十分です！みりんと一緒に煮ると「照り」も出て、ベターです。もちろんなくてもOKです。一度ラー油と炒めてもおいしいと言いますが、ちょっと辛くなりますね。

「チムタク」ソースを作ります。材料は 鶏肉１羽 が基準です。好みによって調味料の多少の増減があっても構いません。

広くて深い鍋に準備した野菜を敷いて、その上に煮た鶏肉を乗せてください。そして準備したタレをじっくり交ぜて入れてください。鍋の中の材料がなみなみと浸かる位がちょうどいいです。水が多いようでも春雨が入れば水を吸収してしまうので、このぐらいはあるほうがいいと思います。

ふたをして 30分ほどソースを煮詰めてください。 10分ぐらい強火で煮込んだら、あとは中火で 20分。 鶏肉とじゃがいものおいしい香りが食欲をそそります。
家の中においしい香りが広がるにつれ、家族の関心も大きくなってきます！期待されていますよん！！！

じゃがいもが煮えました！私は普通、はしで突いて見ます。はしが入ったらよく煮えた証拠。あとは残っている水にふやかした春雨とトッポキ(韓国の餠)と、長ネギを入れてください。我が家はママの要請で、きのこが追加されたりも。かなり合いますよ、きのこ…。

春雨がすべて煮えたら完成です！水にふやかしておいたので時間は少ししかかかりません。

お皿に盛ってごまを振りかければもっとおいしそうでしょう？そしていつも食べている、お母さんが作ったキムチも添えて…さあ！召し上がる用意はできましたか?