我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。
普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。
江原道(カンウォンド)の人気
スキーリゾート「
ハイワン」で友人たちと1泊し、スキー場横のトレッキングコースを往復してきた。冬のトレッキングといえば、目的はただ1つ「雪の花」。ハイワンリゾートの雪の花は果たしてどんな景色であろうか・・・。
◆ハイワンリゾート
英語で「High1」と表示するリゾートで、韓国語では「ハイウォン」と発音する。スキーがメインだが、麓に「
江原ランド」という国内唯一の韓国人&外国人が利用できるカジノがあり、カジノリゾートとして名高いのが、ハイワンリゾートである。
リゾートの部屋のベランダから、リゾート施設内を一枚。
同じくリゾートの部屋のベランダから、周辺の
古汗(コハン)と呼ばれる山間部の街の景色を一枚。谷のようになっているのが良く分かる。
スキー場入口。11月末からスキーシーズンが始まっているので、利用客もたくさん。 1月にはもっと混むであろう。
ゴンドラに乗ればあっという間に頂上に着くが、今回はゴンドラには乗らず、歩き・走りで登っていく。
◆トレッキング開始
スキー場の駐車場奥に「ハヌルキル」と呼ばれるトレッキングコースがある。同行者は全員、経験豊富なトレイルランナーなので軽装だが、一般のトレッキングの場合は、きちんと装備を一式整えて、訪問されたし。
前日の夜に降った雪がフカフカして気持ちよい。
途中から、雪の笠が見え始め、どの景色を撮っても美しい。
真上を見上げてみた。 写真では伝わらないが、サムギョプサルを焼くときのようなジュージューという音が聞こえる。枝に積もった柔らかい雪が地面に落ちる音である。
標高1,200~1,300メートルくらいの頂上に到着。愛くるしいトレッキングキャラクターがお出迎え。
手前は木々に積もった「雪の花」。そして遠くに見える山の稜線もうっすらと雪景色になっていて、江原道ならではの冬の景色に癒される。
スキー場の山肌もよい感じに雪景色。こんな景色を見ながら、スキー、スノーボードをしたら、どれほど楽しいことか。
◆ハイワン・ウォーターパーク
登ってきた道をまた引き返す。ひたすら下りなので、気持ちの良いペースで柔らかい雪道を走りながら下山し、ふもとの「
ハイワン・ウォーターパーク」でお風呂に入って汗を流した後、温水プールを楽しむ。
新しくオープンしたレジャー施設。夏は屋外プールが開放され、冬は室内の温水プールのみ。
室内施設だけとはいえ、波乗りや温泉、室内スライダーもあり、短い時間でもかなり楽しめた。
というわけで1泊2日で、冬の「ハイワンリゾート」の見事な雪景色を満喫してきた。ソウルからクルマで約3時間ほどの距離にあって、思ったよりも近いので、在住者の方に特におすすめしたい。
ありとあらゆる地方都市を訪問しながら、現地の観光名所・名物料理を紹介する特別任務。韓国の地方各地の情報が日本で広まるその日まで、Yoメンが休むことはない。