我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。
普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。
新年明けましておめでとうございます。今年もコネストおよび編集部日記のご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。元旦の「
初日の出」はご覧になられたであろうか?ソウルの日の出時刻はこの日、7時45分頃。毎年、各地で初の日の出イベントが開催され、去年は「
鞍山(アンサン)」の頂上へ行って風船飛ばしをしてきたが、今年は「
ハヌル公園」に行ってきたので、その時の様子をお届けするとしよう。
◆ハヌル階段付近で見物
7時30分頃、「ハヌル公園」へと上がる「ハヌル階段」付近へと到着。すでにかなりの人が集まっていた。案の定「ハヌル階段」は安全のため封鎖されていたため、南側にある迂回の登り坂を利用して上まであがることに。
途中、本来は入ってはいけない急斜面をショートカットして登る人たちの姿も。係員が入らないように注意を促しているが、いかんせん「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な雰囲気で、人が多いので徹底できず。
坂を登りきり、公園側ではなく、再び「ハヌル階段」方面へ。既に凄い人の数で、日の出をいまかいまかと待ちわびている。今回、公園へ行かなかったのは、公園の東側は木が多く、見学できる場所が一部しかないため、今から入っても良い場所では見られない、と判断したため、というのを付け加えておく。
人混みを掻き分けて進み、「ハヌル階段」のところまで来たところ、日の出の時刻になり、雲の合間からほんのわずかながらも初日の出が見えた。
拡大写真。左端に「
Nソウルタワー」。その右隣にうっすらと見えるのが「
ロッテワールドタワー」。そして右端に2019年初日の出。雲が多く、ほんの一瞬しか見られなかったが、今年1年のお祈りを済ませた。
そして、再び来た道を多くの人に囲まれながら下りていく。毎年12月から1月にかけては寒波でソウルは本当に寒いのだが、今冬は心なしか、それほど寒く感じない(歳をとって鈍感になった?と周りからは突っ込まれたが)。とは言っても、日本の各地域に比べれば、雪の無いスキー場並の寒さなので、冬の韓国旅行、防寒対策をばっちり決めて楽しまれたし。
ありとあらゆる地方都市を訪問しながら、現地の観光名所・名物料理を紹介する特別任務。韓国の地方各地の情報が日本で広まるその日まで、Yoメンが休むことはない。