我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。
普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。
昨年に引き続き、今年も巨済島(コジェド)へ行ってきた。ソウルからだと高速バスで約4時間30分。釜山(プサン)からだと高速バスで約1時間のところにある。金曜日の午後にソウルの「
南部ターミナル」から巨済島の中心部にある「古県(コヒョン)ターミナル」へと向かった。
◆金曜夜、到着
石焼牡蠣ビビンバ
到着後の夕食に食べたのは、統営(トンヨン)・巨済島名物の石焼牡蠣ビビンバ。昨年も利用したが安定の美味しさ。ほかにも牡蠣クッパ、牡蠣チヂミなどメニューが多彩で、かつ、この「
お店」は、バスターミナル近くにあって便利なので是非おすすめしたい。
◆土曜日、コジェジメッ・トレイルランニング大会50kmコース
早朝4時スタート
朝日が見えた
島なので山の上からは海が見える素晴らしいコース
ゴール地点は「風の丘」。無事に完走
山を走るトレイルランニング大会。「
昨年38kmコース」に参加し、素晴らしい大会だったので、今年も参加してきた。今年はコース設定が変わって、100km、50kmなどの4コースに変わった、100km完走はまだ自信がなく来年以降かな、と。
海抜0m地点から加羅山(カラサン)という585mの山を序盤と終盤に2度も登らなければならない難易度が高めのコースだが、登り以外の下りやロードは終始走り続けることができ、レース中、色んな方々と交流しながら、最後は同じペースで走りながら仲良くなった4人で一緒にゴールするなど、思い出深い大会となった。
◆日曜午前、古県(コヒョン)観光
モノレールに乗って鶏龍山(ケリョンサン)へ
上りは30分、下りは20分所要
展望台から東側の古県一帯を眺める
西側の海方面の景色
捕虜収容所公園も見学
前日の大会のリカバリーで、ゆっくり散歩しながら、古県バスターミナル近くを観光。今年の春に出来たばかりの「
巨済モノレール」に乗れば、山の上の展望台まで簡単にアクセスできる。頂上からはターミナル周辺の繁華街や美しい海が見えるので、巨済観光におすすめする。チケットは、朝鮮戦争の時に作られた捕虜収容所址を公園化した「
捕虜収容所遺跡公園」内で買え、セット券もあるので、あわせて観光されたし。
ホヤビビンバの有名店「百万石(ペンマンソッ)」
感動する美味しさ!これは毎年食べに来たい!
早めの昼食に、収容所公園のすぐ隣にある「
百万石(ペンマンソッ)」で、名物のホヤビビンバを食べることに。冷凍塩辛にされたホヤに、温かいご飯を投入してかき混ぜるだけで完成。ホヤのさっぱりした味がご飯にマッチ。これは久々に感銘を受ける味であった。是非、また食べに来たいものだ。
こうして巨済島で良い思い出をつくり、午後ソウル行きの高速バスに乗車した。
ありとあらゆる地方都市を訪問しながら、現地の観光名所・名物料理を紹介する特別任務。韓国の地方各地の情報が日本で広まるその日まで、Yoメンが休むことはない。