我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。
普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。
久々に韓国ソウルの金浦(キンポ)空港から国内線に乗って、韓国のハワイこと済州島(チェジュド)へ行って来た。もう何度訪問したのか数え切れないほど行っているが、済州島の魅力は自然と食ではないだろうか?今回はたくさんある魅力の中から、初心者でも訪問しやすい自然の「滝」をピックアップしてみることにしよう。ちなみに韓国では滝の事を「瀑布」と呼んでいる。
既存の600番空港リムジンバス
|
最近800番バスも新設された |
我輩は済州空港のレンタカーを事前に予約して島内を回ったが、済州空港にもリムジンバスがある。以前は、600番バスだけが空港リムジンバスであったが、既存の600番リムジンバスに加え、新しく800番バスも出来たようだ。新済州を経て、西帰浦ワールドカップ競技場まで行くルートのようなので、ご参考されたし。
また、個別の移動が難しければ、済州島ツアーがあるので、これまた合わせてご参考されたし。
天帝淵瀑布・第2の滝
|
天帝淵瀑布・第3の滝 |
中文リゾート・天帝淵瀑布(チョンジェヨンポッポ)
済州島の南部、ロッテホテルや新羅ホテルなどが集まるリゾート地が、中文(チュンムン)リゾート。このリゾート内にも「天帝淵瀑布」という広大な敷地の滝公園があり、大きく3つの滝がある。第1の滝は冬季は止められているようで、遊歩道の階段をサバイバルゲームのように昇り降りしながら進むと、第2と第3の滝に到着。近づくことはできず、遠くから眺めるだけになってしまうが、掴みとしてはOKだろう。
散策公園の奥へと進むと滝が現れる
|
皆、滝の前で記念写真をとる |
西帰浦市内・天地淵瀑布(チョンジヨンポッポ)
同じく済州島の南部、中文リゾートの東にあるのが西帰浦(ソギポ)市の中心部だ。ここには滝が2つあり、1つは「天地淵瀑布」という。先に紹介したのは「天“帝”淵」だったが、ここは「天“地”淵」だ。一文字違うだけなのが、なんとも紛らわしいが、雰囲気はかなり異なる。散策公園のような雰囲気で、階段の昇り降りなどもなく、のんびりと歩いていけば、奥に滝が現れる。冬季は水の量がやや少ないらしいが、間近に滝があり、マイナスイオンを十二分に感じられる滝だ。
階段を下りながら前方に滝を発見
|
近寄れば迫力ある滝の音が聞こえる |
西帰浦市内・正房瀑布(チョンバンポッポ)
西帰浦(ソギポ)市の中心部の海沿いにあり、崖の上にチケット売り場があり、階段をひたすら下りていくと海岸に到着し、高さ約23メートルから落ちる滝を間近で見られるのが迫力満点。近くまで近寄ることもできるが、その分、服や荷物が濡れるので近寄るのはほどほどに。海辺で滝を見上げるというのは他ではなかなか見られないので、是非見ておきたい。
以上が済州島の3大瀑布だ。どれも自然の中にある滝なのだが、それぞれポイントがやや異なる。
>中文リゾートで、広大な自然の中でサバイバル感覚を楽しむなら、天帝淵瀑布。
>西帰浦市内中心部で、ゆったりとお散歩しながら見るなら、天地淵瀑布。
>西帰浦市内中心部で、海に流れ落ちる大迫力の滝を見るなら、正房瀑布。
といったところであろうか。
どれも比較的、アクセスしやすい場所にあるので、済州島初心者の方は参考にされたし。
ありとあらゆる地方都市を訪問しながら、現地の観光名所・名物料理を紹介する特別任務。韓国の地方各地の情報が日本で広まるその日まで、Yoメンが休むことはない。