ポケモンGOが出来るという束草へGO！？

我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。
普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。

全世界的に人気爆発のアプリ「ポケモンGO」だが、韓国は国内の地図の法律の関係で基本的にゲームはできないのだが、開発会社がグーグルマップのデータをもとにひし形で区切った領域に、束草(ソクチョ)は北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の領域に含まれたため、プレイできるようになった。そのため、ゲームをしようと韓国各地からゲーマーたちが束草に集結し、経済効果があったとか。我輩はゲーマーではないが、久々に束草にいってきたので、簡単に写真を紹介しようではないか。

エキスポタワー

静かな青草湖(チョンチョホ)の湖畔

束草灯台展望台

展望台から美しい港町を見下ろす

韓国の東海岸沿いの港町・束草は、青草湖(チョンチョホ)という湖を中心に市内中心部の繁華街が形成されており、東には美しい海。西には雄大な雪岳山(ソラッサン)や奇岩・蔚山岩(ウルサンパウィ)がそびえ、海と山を同時に楽しめる観光都市だ。市内中心部を見下ろすのに良いスポットが２箇所ある。青草湖の南側にあるエキスポタワーと、市内北部にある束草灯台展望台だ。湖や海、山々を眺められるので、是非立ち寄ってみてはいかがだろうか。

大賑わいの束草観光水産市場

有名なマンソッタッカンジョン

魚市場もある

市場内にはスンデタウンもある

束草観光水産市場は市内中心部にあって、地元・観光客で活気のある市場だ。海も近く、元々魚市場からスタートしているが、今はアーケードがしっかり整備され、人気のタッカンジョンやスンデを出している店舗が多い。ここで昼食や軽食をとるのも良いであろう！

名作「秋の童話」の看板は今も尚健在

渡し舟のケッペ

アバイマウル内の端川食堂

絶品オジンオスンデに満足

2000年に放映された超ヒットドラマ「秋の童話(カウル・トンファ)」をご存知だろうか？ソン・スンホン、ウォンビン、ソン・ヘギョ主演で、監督は「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督で、当時我輩も韓国語を勉強しながら一生懸命に見たものだ。このドラマのほとんどがこの束草で撮影され、未だにロケ地巡りをされる方々も多い。劇中、特に印象的だったのは渡し舟のケッペだ。片道たったの200ウォン。これに乗ればドラマの空気を吸えること間違いなしだ。

ケッペの東側に位置するのがアバイマウルと言って、朝鮮戦争の際に北朝鮮から避難してきた人々が集まって暮らしたことからそう名付けられた。北朝鮮式のアバイスンデ、オジンオスンデが名物で、束草の名物郷土料理だ。見た目が強烈だと言う人も多いが、是非味わっていただきたし。

ありとあらゆる地方都市を訪問しながら、現地の観光名所・名物料理を紹介する特別任務。韓国の地方各地の情報が日本で広まるその日まで、Yoメンが休むことはない。