韓国旅行口コミ掲示板「コネストコミュニティ」
我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。 暑かった夏も終わり、涼しく過ごしやすい日々のソウル。日本は台風や豪雨で各地が大変とのニュースを耳にしているが、皆は無事に過ごされているであろうか?Yoメンは先日、2年ぶりに大邱(テグ)へ1泊2日の日程で行ってきたのだが(2年前の編集部日記)、行楽シーズンと秋夕(チュソク)前のソンミョ(お墓参り)が重なり、高速道路は大渋滞・・・9時にソウルを出発して、大邱に到着したのは16時過ぎであったのである(泣)。
今回は、大邱に住む友人夫妻に待望の赤ちゃんが生まれ、赤ちゃんの顔を見るために行ってきたのだが、合流して積もる話もほどほどに、夕食までに少しだけ市内を回る事にし、ドラマや映画の撮影地でたいへん有名になった啓明(ケミョン)大学を見学。啓明大学は市内にキャンパスが2箇所あり、西部の城西(ソンソ)キャンパス(位置)はとても広くてキレイだ。市内中心部の大明(テミョン)キャンパス(位置)はこぢんまりしているが、保存されている歴史的な建築物がとても印象的だ。恐らく韓国ドラマ・映画ファンなら、一度くらいは何かの作品でこの建物を見かけているのではなかろうか?ドラマ・映画ファンなら2つのキャンパスを訪れておきたいものだ。
大邱に来たら絶対に食べたいのがマッチャン(ギアラと呼ばれる牛の第4胃袋)だ。これを食べなければ、大邱に行ったとは言えないくらい、Yoメンは大邱のマッチャンの虜になっている。友人夫妻にお願いして、地元市民こそ知る人気店に連れて行ってもらい、ミノなどのホルモン盛り合わせから、マッチャンなどなどたらふく食べ、大満足の夕食の時間を過ごした。
ホテルは大邱の繁華街・東城路(トンソンノ=ソウルの明洞にあたる)(位置)にあるノボテルアンバサダー大邱にした。部屋は16階の北側で見晴らしがよく、朝食ビュッフェは値は張ったが、相応のクオリティで朝からホテルの料理を美味しくいただいた。部屋も立地も食事も良いので、大邱観光のホテルに是非オススメするぞ。
ソウルへの復路の高速道路も混むのが分かってしまったので、午前だけ市内をまわってすぐにソウルへ向かう事にした2日目。大邱出身の人気シンガーソングライターで自殺して亡くなった金光石(キム・グァンソッ)の歌や思い出を壁画にして再現した、壁画通り(位置)をまず見学。亡くなって15年以上たった今も人気が衰えることなく、かつて歌を聴いて育った人たちの心の中に残り続けており、カメラを片手に写真撮影をしている若者から、地元の人たちなどを見かけた。
その後、大邱の名山・八公山(パルコンサン)のロープウェー(韓国語ではケーブルカー)(位置)に乗り、頂上駅付近だけを軽く散策。山にの頂上がとても近くに見えると同時に、山に囲まれた盆地の市内中心部の様子がよく見えるなど、大邱観光にオススメの場所だ。そんなこんなをしていたら、もう時間は12時。ソウルに戻らねば、大渋滞に巻き込まれてしまうので出発する事に(それでもソウルに到着したのは19時であった)。高速道路で遠出をしてはいけないのは何も名節だけではなく、名節前も危険だというのを身を持って痛感した1泊2日となったのであった。 最後に話が変わるが、ピョルタバン・タンブラー愛好家のYoメン。2013年バージョンが発売されており、今年は広域市バージョン+慶州(キョンジュ)バージョンが新たに発売中である。さっそくリンゴをモチーフにした大邱タンブラーをGETし、気分も上々。近く、全バージョンを集めたら、また皆にも報告するとしよう!こうご期待だ。 ありとあらゆる地方都市を訪問しながら、現地の観光名所・名物料理を紹介する特別任務。韓国の地方各地の情報が日本で広まるその日まで、Yoメンが休むことはない。