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 HOME > コミュニティ > 編集部日記 > コネスト特別捜査官Yoメンが行く!(連載終了)

韓国で「跳んだ」秋

投稿者:コネスト Yoメン / 2011-10-18

我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。
普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。

さて諸君。何をするにもドキドキの人生初体験の瞬間があるものだ。諸君にとっての人生初体験・・・例えば、初めて韓国旅行をした時はとても緊張をしなかっただろうか?実は先日、我輩も「初体験」を経験してきた。何をしたか??というと・・・「バンジージャンプ」である。我輩もいつの日かは!と思っていたが、まさか韓国で「バンジージャンプ」をする事になるとは予想もしなかった。

ソウルから堤川へ

10月のとある土曜日。「我こそは!」とバンジージャンプに挑戦しようと集まったのは、我輩も含めた男子4人。
皆がバンジー初心者で不安と期待が入り混じりながら、妙なテンションで朝10時にソウルを出発。クルマを走らせる事、約4時間で忠清北道(チュンチョンプット)の堤川(チェチョン)市に到着。高速道路を降り、市街地から離れた忠州(チュンジュ)湖畔(堤川方面では清風湖(チョンプンホ)と呼ぶ)へ向かうと、高さ62メートルのバンジージャンプがある人気レジャースポット「清風(チョンプン)ランド」が目の前に現れた。

「清風ランド」到着。フリークライミングとバンジージャンプが見える。
ソウルから4時間。「清風ランド」到着。
風光明媚な清風湖畔。都会を離れて自然を満喫!?
風光明媚な清風湖畔。都会を離れて自然を満喫!?

「清風ランド」のバンジージャンプ料金は1人1回40,000ウォン。バンジージャンプをする前には、日本などではよく「事故っても文句を言わない」系の書類にサインをしたりするらしいが、ココでは訪問者名簿のようなリストに、名前・住所・住民登録番号(日本人の我輩は外国人登録番号)を記入するだけで特に説明もなかった。リストに記入すると係員の誘導に従って体重を量り、装備を装着した。係員がギュッっと装備を付けてくれると腰や太ももが引き締まり、「あ~本当に飛ぶんだなぁ」と、期待と絶望感が交錯する何とも言えない感情が込み上げてくる。

そして、いよいよ高台へと移動すべく、4人揃ってエレベーターに乗るのが、このエレベーターに乗っている時間がやたらと長く感じ、徐々に高くなっていく景色がさらに緊張感を高める。そしてエレベーターの外に出ると、そこには期待は欠片すらなく絶望だけが残っていた。真下は見ず、できるだけ遠くの景色を見ようと努めるばかりである。なお、持物は事前に全てロッカーにしまわなければ行けないため、カメラの持ち込みは不可。そのため高台からの絶景(!?)も諸君にお届けできないのが心残りである。(カメラに映っている人物は我輩ではない。)

これが高さ62メートルの巨大なバンジージャンプ!
これが高さ62メートルの巨大なバンジージャンプ!
装備を装着してエレベーターに乗り込むチャレンジャー
装備を装着してエレベーターに乗り込むチャレンジャー

体重別に調整が必要とのことで我輩は3番目になり、グループのリーダーが堂々と1番目に跳ぶ事に。リーダーは男らしく残っている我々3人に何の合図もせず、颯爽と跳び降りて行った。その様子を見る3人だが、口から出るのは「これはヤバイ」に似た類の話ばかりである。2番手は跳ぶまでに時間がかかった。ジャンプ台に長く居れば居るほど恐怖感が込み上げてくるようで、係員が「早く跳んじゃった方がラクですよ」と促し、後ろで待機している我輩たちも「がんばれ!」と応援しながら、2番手はようやく心を決めて跳んで行った。さぁ、いよいよ我輩の番である。

2人残ってみると、4番手に申し訳ない気持ちになる。我輩は跳ぶまでに話し相手もいるし、跳ぶ瞬間も見届けてくれている安心感がまだあるのだが、4番手は誰もいない孤独な状態で跳ばなければいけないのは何とも残酷だ。これが殿(しんがり)という宿命なのだな、とも感じるわけだ。我輩はさっさと跳ぼうと決めた。長く留まっていて良い事など1つも無い事が分かったから。ジャンプ台まで移動し、手すりに捕まって、つま先を3分の1程、外へ出す。そして係員の「5・4・3・2・1、JUMP!」の掛け声と共に、自ら跳ばなければいけないのだが、「係員が背中を押してくれる」のではなく、「自分から跳ぶ」のは本当に怖く、とても勇気のいる行為だ。

さぁジャンプ!!!

すぐに頭を下にし物凄い勢いで落ちていく。その間、聞こえてくるのは「ゴー」という風の音ばかりだ。そして「もうそろそろヤバイ」と思った瞬間にやってくる最初の反動。この最初の反動が想像以上にパワーがあり、物凄く高くあがるので、思わず高台にぶつかってしまうのではないか?という心配が頭をよぎると同時に、今まで出したことの無いようなうめき声がおのずと出てしまうのだ(下で見学していた客は我輩の事を笑っていた、との1番手・2番手談)。数度の反動を繰り返されると段々心も落ち着いていき、ただ頭に血が充満していくのだが、真下を見ると救命ボートの係員が待機してくれている。その時の救命ボートの係員の姿は、まさに「天から(地面から?)の助け」であった。

チャレンジャーが跳んだ瞬間!見事な大の字ポーズ!
チャレンジャーが跳んだ瞬間!見事な大の字ポーズ!
手を上にし頭からダイブ!そして何度かの反動が・・・
手を上にし頭からダイブ!そして何度かの反動が・・・
まさに救命ボート。神様に見える係員
まさに救命ボート。神様に見える係員
終了後、証明書を受領。我々はこれを「男の資格」と呼んだ。
証明書を受領。我々はこれを「男の資格」と呼んだ。

残念ながら我輩は今回、「開放感」や「スリル感」といった一種の余裕を感じる事はできなかった。「恐怖心との戦い」、「男として覚悟を決める」・・・そんな事ばかりで精一杯だった。男同士では、よく冗談で「お前、いっぺん死んで来いよ」なんて会話をするのだが、本当に一度死んで、また生まれたような気分である。はたまた「ニュータイプに覚醒」した気分とでも言えばよいだろうか。これから何か辛い事があっても、この経験を思い出せば、どんなことでも乗り越えられる、そんな気持ちになるくらいだ。

自ら飛び降りる瞬間の決意と行動、そして一気に落ちて最初の反動の怖さ。この2つは恐らく一生忘れる事はないだろう。体験した者同士にしか分からないこの共感・・・そのせいかバンジージャンプ後、我々4人の間には妙な連帯感が生まれ、今後は「バンジー四天王」として世の中に君臨していこう!というナイスなまとめ方と、あいなったわけである。

チョウムクジャリ

バンジージャンプを終えて、ひと休みをしたところで遅めのランチを近くで取った。入ったのはトッカルビが美味しくて有名な「チョウムクジャリ」だ。

4人で炭火トッカルビ2人前、にんにくトッカルビ2人前を注文。皆、とてもお腹が空いていたからか、物凄い勢いでなくなった。「清風ランド」に行く事があれば、ぜひ寄ってみてはどうだろうか?その後、どこへ寄るともなく再びソウルへ。まさにバンジージャンプだけをしに、堤川まで行ってきた一日だった。

そんなこんなで、新しくパワーアップしたYoメン。これからは命をはった危険な任務をもこなせるようになったので、ソウルのみならず韓国の平和を守るため、これまで以上に張り切って任務にまい進して行こう!事件が絶えないソウル。Yoメンが休むことはない。

コメント(2)
超リアルでスリリングな解説ありがとうございました^^;

どのようなきっかけで、この4人衆(今や四天王!)が集まってしまった(?)のでしょう。。
”バンジーをしに行こう~♪♪”ツアー?の為だけに4時間もかけて?
やはり、Yoメンさんの任務遂行の為?

救命ボートのシーンでは、いろんな疑問が浮かんでくるのですが~
 ・バンジーの為のプール?なのか。 もしかして、プールが先に出来ていたのかも。
   プールの、角のでっぱりが気になる。プール掃除(結構大変と思う)も気になるところ。
 ・プールはそんなに広くないような感じだけど、大丈夫なの? うまいことそこら辺に着地出来るものなのか。
 ・手を伸ばしあってる状態で、あのくらいの小さなボートに、あの様な状態からプールに落ちることなく乗れるの?
   とかとか。。。 (↑↑謎のままでも結構です^^;)
 
いかなる任務にも挑まれるYoメンさま・・・
日進月歩なさるお姿に感銘を受けるとともに
これからも平和を守っていかれるであろうYoメンさまを陰ながら応援してまいりますー

トッカルビ、マシッケッタ~
修正 削除依頼 11.10.18 / あけんマさん
あけんマ殿、ご無沙汰いたしておる!
ご無沙汰していた間に我輩は四天王になってしまったぞ。早速のコメント、かたじけない。
最初の質問は捜査上の機密事項であるため明かせない。是非想像力をかきたてて頂きたいのだが
救命ボートについては、我輩が思うところをお答えしよう!

・プールはそんなに深くないため、万が一の際に果たして役に立つのかどうかは分からないのだが、
地面に向かって落ちるのと、水面に向かって落ちて行くのでは精神的な面で天と地ほどの違いがある。
バンジーのためのプールだが、最後はちょうどプール内に収まるように何とかなっている。
・救命ボートに収容される時は、まず手を握り合ってそのまま下へ。頭、肩、背中、腰の順番にボートに落ち、
その間に係員がゴムを解除してくれるので、プールに落ちる心配はないだろう。
写真に写っているプールの角のところに階段があり、そこから地上の楽園へと復帰できるわけだ。

あけんマ殿も先日は釜山の旅行を満喫されたご様子。ロッテ百貨店の屋上からの景色はさぞや満足された事だろう!
ソウルだけでなく地方にも足を運ばれる姿に、逆に我輩も感銘を受けつつ、これからも更なる活躍を期待しておるぞ!
修正 削除依頼 11.10.19 / コネスト Yoメンさん
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