我輩はコネスト特別捜査官Yoメン。
普段はブラインド越しにソウルの街を観察しているが、ひとたび事件が起きたり、気になることがあれば、どんな難題だろうが即座に現場に赴いて解決する。そんな我輩のことを人々はYoメンと呼ぶ。
さて諸君。日本で韓流ガールズグループと言えば、KARA(カラ)が相当な人気だそうで、特に日本では『URAKARA』なるドラマまで放送が始まったとの事。諸君の中にはドラマを毎週、楽しみにしている方も多いことだろう。そんな日本での爆発的人気を受けてか、韓国のケーブルテレビでも『KARAの二重生活(카라의 이중생활)』というタイトルで逆輸入放送(?)がはじまり、我輩も見る機会にありついた。ドラマを見ながら思ったのは「このシーンは、ココで撮影したんだな~。」と分かるシーンがあったので、メジャーな部分はコネストの記事で割愛し、マニアックなロケ地を紹介してみることにしよう。KARAファンは必読してもらいたいが、ドラマを見てない方には全く分からん内容になってしまい、そこはどうかご容赦ねがいたい。
第2話はク・ハラが日本人プロゴルファーを惚れさせる、というストーリー。時代劇に挑戦することになったク・ハラがチャングムもビックリするようなメイクで登場したのは「南山コル韓屋マウル」。ドラマの終盤でプロゴルファーと別れるシーンで登場したのはCOEXのある地下鉄2号線三成(サムソン)駅5番出口だ。ここまではピンと来た諸君も多いことだろう。
チムジルバンの受付で言葉が通じないプロゴルファーの通訳を手伝うク・ハラ。中のサウナで2人は我慢比べをするのだが、そこは江南(カンナム)にあるチムジルバン「江南温泉(カンナムオンチョン)」(位置)だ。外観はちょっとしたウェディングホールのようだが、江南では有名なチムジルバンである。意気投合した2人が、サウナを出て向かった「5番街」が街路樹通り(カロスキル)である。また別場面だが、ハン・スンヨンとカン・ジヨンの2人が怒ってお店を出てくる場面もカロスキルのメインストリートにあるセブンイレブン前(位置)である。
第3話はハン・スンヨンが日本人イタリアンシェフを惚れさせる、というストーリー。朝のジョギングが日課のハン・スンヨンは漢江(ハンガン)のトゥッソム地区をジョギング。その後、韓国人の男友達が働く食堂に立ち寄った先が「江湖(カンホ)」(位置)という仁寺洞(インサドン)近くの韓定食店だ。トゥッソム地区から仁寺洞までは直線距離にして約9kmもあるのだが、ドラマだからもちろん瞬間移動である。
そして日本人シェフが働くイタリアンレストランとして使われたのが、カロスキルの「PerSe(ポーセ)」(位置)である。実際の店舗もイタリアンレストランで、自然素材をふんだんに使った伝統イタリアンを食べられるカロスキルの有名店の1つ。「ザ・フェイスショップ」の2階にあるので探しやすいだろう。
最後に、1話から3話まで共通して登場する重要なスポットを紹介しよう。それはロボット社長がミッションを伝達するハンバーガーショップ「BURGER N SHAKE 梨大店」だ。最近、店頭には「やくーめでんーたつじょう(ミッション伝達場の事?)」というポスターが貼られ、店内にも1話~3話の登場シーンのパネルが設置された。ファンなら一度は訪れてみてKARAのメンバーと同じ空気を吸ってみてはいかがだろうか。諸君の中にも韓国旅行でロケ地巡りをするのが好きな方も多いだろうが、ロケ地巡りは何と言っても、お気に入りの俳優・アーティストと同じ場所で、同じ空気を共有できるのが醍醐味だ。
今回の紹介から漏れた分については、コネスト韓国地図で「URAKARA」と入力して検索をすれば、代表的なロケ地が出てくるので是非ためしてみてほしい。またコネスト韓国地図は何も「URAKARA」だけでなく、他の有名なドラマ、俳優の名前などでも関連スポットがひっかかるようになっているので、是非とも日本にいながらにしてPCの前で、韓国バーチャル・ロケ地旅行を楽しんでもらいたい。
ニコルファンの我輩(!)もロケ地を探し当てて満足したのも束の間、すぐに次なる任務へと出動。
事件が絶えないソウル。Yoメンが休むことはない。