皆さんコンニャンハセヨ~。リニューアルしたコネストコミュ二ティ掲示板の「編集部日記」第一回!
これからもコネストスタッフが週替りで韓国の日々の光景を通して感じたこと、喜んだこと、憤ったことなどなど、悲喜こもごもをお伝えしていきたいと思います。
すでにご存知の方もいらっしゃるでしょうが、新しくなった編集部日記では皆様からのコメントも書き込んで頂くことができますので、ぜひご覧頂いた感想を書いて頂ければと思います。
それからもう一つリニューアルで変わった点は、各連載陣ごとに連載タイトルがついたことです。各連載記者ごとに自分で考えたタイトルをつけるということで、わたくしtjbangも何かしっくり来る、それでいてシャープなタイトルを…と色々思案した挙句、結局「キンガミンガ記」というさっぱり訳のわからないタイトルになりました。
今回はリニューアル連載第一回ということでこのタイトルについてのお話を。
「キンガミンガ」とは、韓国語で 「긴가민가」と書きまして、「そうかそうでないのかはっきりしないさま」を表します。漢字で書くと「其然未然」。「キヨンガミヨンガ」という言葉が短く縮まって「キンガミンガ」なのです。
日本から来た人間が韓国という国で暮らしていると、このキンガミンガな気分を味わうことが多々あります。
それは以前コネストで紹介した、韓国フシギ体験のような特殊な状況に直面した時に象徴的なのですが、実際にそんな状況に直面した時にtjbangが思うことは、「これって韓国(人)だから?それともこの人がそうなだけ?」ということで、結局その答えは誰にもわからず、キンガミンガ、「そうかそうでないのかはっきりしない」ことになってしまうわけです。
韓国で自身が経験したことですから「韓国では…」とある程度の語弊を恐れずに言いのけてしまえばいい事はわかっているし、そこをうまいことすくい上げてパッケージングして「これが韓国です」と皆様にお伝えするのがコネストスタッフの仕事であることはわかっているのですが、韓国である程度の期間暮らしてきた人間としては、ともすれば「決めつけ」になり得そうなこの類の言葉にどうも抵抗を感じてしまうのです。
ですので、コネストの中でひっそりと長寿連載コーナーとして続いているこの「編集部日記」では、肩の力を抜いた「日常としての韓国」を暮らしている一人の迷える在住者として、これといった答えを出さずに、テーマも決めずにこれまで通りダラダラとぼやいて行こうと思っている次第です。
…とまあすでにこの文章の内容自体が「はっきりしない」、キンガミンガなものになっているわけですが、「つぶやき」が流行している昨今、曖昧とした「ぼやき」があっても良いでしょう?
というわけでリニューアルした編集部日記、これから8人の連載陣が各々決めたテーマに沿ったり沿わなかったりしながら、韓国の日常・非日常、様々な内容をコネスト読者の皆様にお届けしますのでご期待ください!
編集部:tjbang