皆さんコンニャンハセヨ〜。年の瀬が迫ったソウルは本格的な冬が到来し、最低気温は連日零下、厳しい寒さの続く辛い毎日を送っているtjbangが今週も編集部日記をお送りします。
韓国で暮らし始めてすでにウン年ですが、温暖育ちのtjbangはこの寒さだけには慣れることができません…。
その寒さを擬音にすると「パッキ〜〜〜〜〜〜ン」とでも表す事ができますでしょうか?寒さで頭が冴えるなんて言いますが、寒すぎると頭は冴えを通り越してむしろ思考を停止するんだなということを韓国に来て初めて知りました。
朝に外でMP3プレイヤーを聴いている際に、あまりの寒さにイヤホンのコードがコッチコチに固まっていたのには言葉を失いましたです。
こんだけ寒かったら弘大(ホンデ)にあるice bar sub zeroは商売上がったりなんだろうな…と、人の心配をしている場合でないのについ気になってしまったりしております。
そんな韓国の寒さにプルプルとうち震えているtjbangですが、先日年忘れのコネスト社員旅行でホックホクの時間を送ってきました。
今回のコネスト社員旅行の行き先はスッカマ!スッカマとは炭焼窯のことでして、韓国では地方に行くと炭焼窯が点在しているのですがただ単に木炭を作るだけじゃあもったいない!こんだけの熱があるんだからみんなあったまっちまいな!
…ってことで炭焼の余熱を利用してチムジルができてしまうんです!
バスに揺られて到着したのは江原道(カンウォンド)の楊平(ヤンピョン)チャムスッカマ。黄土服と呼ばれるお揃いの作務衣のような服に着替えたコネストスタッフ一行、さっそく野外にあるスッカマに一直線!
外気がやはり零下だったこともあり、窯に入ったらそこはまさに極楽!狭い窯の中、コネストスタッフ同士身を寄せ合って、普段の忙しなさから解放され、とりとめのない話をしながら送った時間は身も心もポッカポカに暖めてくれました。
2つある窯のうちの片方は超高温窯で、あまりの熱さにガマン大会の様相を呈しておりましたが、外はマイナスの世界で「あっつぅ〜、あっつぅ〜」とぼやきながらじっと耐えるのもなんだか贅沢な時間でありました。
炭焼窯で汗をこってりとしぼり出した後は、サムギョプサル!
そう、このスッカマではただ単に木炭を作ってチムジルをするだけじゃあもったいない!こんだけの熱があるんだからお肉も焼いちまいな!
…というわけで炭焼の余熱を利用して焼いたサムギョプサルまで頂けるのです!
炭火の中にしばらく入れることで、超高温で一気に焼き上げられたサムギョプサルは肉厚で脂が適度にのっており、tjbangが韓国で食べたどのサムギョプサルよりも、美味でした。
炭火の力でひと時の暖をとり、お腹も満たしたtjbang、これでしばらくは韓国の冬の厳しさにも耐えられそうだと思ったわけですが…。
やはり韓国の冬は厳しく、まだほんの少ししか経っていないにも関わらずすでにあのスッカマで送った時間が恋しくなっております…。
編集部:tjbang