皆さんコンニャンハセヨ〜。長かった冬も終わり、ようやく春めいてきたこちらソウル。ツツジにレンギョウ、木蓮に桜と、春の花を愛でるのにはまさに今がシーズンのようです。
季節が変わり、気温も変わると、やっぱりそれと一緒に体の方にも変化があるようで、春のポカポカ陽気の中、先週ついに「女」になりました。
…と書くとわたくしtjbangが性転換を!?などと思う人が…、いないとは思いますが、既に察しの良い方はおわかりでしょう、うちの娘っ子であるコッちゃん、−いやもう大人の女性ですから「コッさん」と呼びましょうかね、コッさんが初潮を迎えたのであります。
正確に言えば、犬の場合は人と違い、発情期前に妊娠の準備をするための出血なので、「発情出血」と呼ぶそうですが、「そろそろかなあ」と心の準備をしていたとはいえ、実際にいざ迎えてみると色々と心情は複雑なものですね。
「あんなに小さかったあいつが…」なんて妙に感慨深く思うときもあれば、「だって血が出てるんだぞ!怪我と一緒じゃないか!可哀相に…」と感傷に浸ってしまうときもしばしばです。
実際コッちゃん本人も「女の子」から「女」になる前までは元気いっぱい!「転んだ婆さん娘」と書いて「お転婆娘」だったのが、今やコネストスタッフが近寄っても、気だるそうに横になりながら尻尾だけをフリフリ、体全体からアンニュイなムードを漂わせて、ため息を(犬って鼻息でため息つくんですよね)つくことも。
それを見ながら少しだけ寂しくなる自分と、「桃井かおり並みの『大人の女の魅力』をすでに身に着けている!さすがコッさん!」などと親バカぶりをフルに発揮する自分もいたりします。
ともかくも、子供を産める体になったということはおめでたいこと!これはお祝いを何かしなけりゃなと思い、韓国流の初潮祝いをしようと韓国人スタッフに聞いてみたところ、「別に何もしないよ。ケーキ食べるとか?」という意外な答えが返ってきてしまいました。
仕方なく日本の風習にのっとって、市場でもち米と小豆を買ってきてお赤飯を炊きました。今まで赤飯など炊いたことは一度も無かったのですが、意外にうまく炊け、ごま塩をふりかけて皆で美味しく頂きました。
さらに写真の通り、「もう『大人の女』なんだから少しでも女らしく見えるように」という願いと、「大人としてこれから視野を広く持って生きて欲しい」という願い(今考えました)を込めて、コネストスタッフからコッさんへ、エチュードハウスで景品としてもらった「ただ軽くあてるだけで髪が止まる不思議な髪止め」をプレゼントとして送りました。前髪が長すぎて目にかかるお嬢さんも、これで新生活はバッチリ!です。
今現在もコッさんはアンニュイ気分で床にポタポタと「紅い花」を咲かせており、一部コネストスタッフは
フサフサの毛が汚れないようにその花を「摘み取る」という、非常に春らしい(?)日々が続いている
コネストオフィスなのでした。
コッちゃん改めコッさん
年齢:10ヶ月
体重:もう大人の女になったからヒ・ミ・ツ
編集部:tjbang