皆さんコンニャンハセヨ〜。前回の編集部日記では梅雨のムシムシのせいでダウンしがちだなんて書いていたtjbangですが、近頃のソウルは「ツユってなんだっけ?」と思わせるほどのピーカンで、最高気温30度を超える酷暑が続いております。
外に一歩出れば、太陽ピッカ〜汗ダッラ〜頭クッラ〜と「夏本番!」という感じの天気に脳みそが溶けてしまいそうになるわけですが、液状化を起こしかけているほとんど無い脳みそが、この暑さをどうにかしようと本能的に体に出した指令が「ミズベニムカウベシ(水辺に向かうべし)」という一言だったのです。
…というわけでこのうだるようなソウルの夏からヒショヒショと避暑するために先日tjbangは京畿道(キョンギド)・長興(ジャンフン)という渓谷のある場所へ行って参りました。
この長興のすばらしいところは、この渓谷沿いにズラズラ〜っとさまざまな屋外食堂が並んでいるところなんです。川を挟んだ両岸に東屋のような小屋を建てて、涼を求めてやってきた人々においしいお酒とおいしいご飯とおいしい空気を提供してくれるという、非常に贅沢な空間なんですよ。
渓谷沿いの緑の匂いと川の絶え間なく続くせせらぎを楽しみながら、お酒と韓国料理を味わうことができるこの幸せは何ものにも換えがたいものです。
こんな環境でお酒が進まないわけがない!tjbangもこの日鶏まるごと一匹のぺクスッ(水炊き)をつつきながらついつい呑みすぎてしまったわけですが、そんなときはズボンのすそをめくってすぐ脇を流れていく渓流に足をジャブンと突っ込めば、水のつめたさが程よい感じでお酒を醒ましてくれるんです。
結局あまりの気持ちよさに足どころか年甲斐もなく頭まで浸かってしまったわけですが、コンクリートで覆われたソウルでの生活でオツムに溜まっていた熱もすっかり冷めた真夏の夕べのひとときでした。
ここしばらくはソウルもまだまだ暑い日が続きそうです。皆さん、tjbangのように脳が液状化してしまうことのないよう、暑さ、日焼け対策を万全にしてソウルにお越しくださいませ〜。
編集部tjbang