コンニャンハセヨ〜。最近この編集部日記のたびに書いている気がしますが、こちらソウル、どんどん寒くなっています。今朝も気温は氷点下で、少しだけですが雪まで舞っているほどでした。
こう寒いと足元から本当に冷えてくるものなのですが、会社のメインの暖房器具であるエアコンは頭ばかりが暖まってボーっとしてくる上に空気も乾燥するので、もともと寒がりのくせに暖房嫌いのtjbangには外=寒い、会社=頭だけ暑すぎ、という苦難の時代が続いておりました。
が!しかぁし、先週の月曜日からは違います!もうこれからは寒さをしのぐのに足をスリスリ、ゆでだこのように真っ赤な顔をしながら仕事をすることもありません!なぜかと言えば・・・フッフッフ、会社にオンドルが設置されたからで〜す!
オンドルは「韓国式床暖房」といえるでしょうか、とにかく暖房(エアコン)嫌いにとって、日本のこたつに匹敵するほどのブラボーでハラショーな暖房器具なのです。(詳細はこちらの記事「オンドル」をご覧ください)
前の週から工事の様子を見守っていたtjbang、「遂に公開!あの有名人気暖房器具、オンドルの内部!」などと、頭の中でタブロイド誌のような見出しを勝手に唱えながら、うきうき気分で工事の過程を写真に撮影していました。写真はそのときのものですが、工事の様子を初めて見て、思っていた以上に単純なオンドルのその構造に驚かされました。
「熱の伝導率が高いボードを敷いて、その間にホースを通らせて、ホースの中にお湯を巡らせて暖を取る。」
うーん、すごいたった1行でこんなにわかりやすく説明ができてしまうなんて、さすがオンドルです。これが暖房(エアコン)だったら、「なんかモーターあって、で室外機があって、ほんでその中身が・・・」と長い割に専門用語だらけの説明で、聞いている方は頭が熱くなってくるはずです。
さておき、工事も終わりオンドルが入って初の出勤日である先週の月曜日の朝は本当に心も体もポッカポカでした。足元から暖まり、上のほうは空気がシャキっとしていて、まさに「頭寒足熱」!試しに温度を少し上げてみたら、暑すぎて半袖になってしまうほどでした。「冬なのに半袖」・・・これを実践してるのは広い世間でも元気な小学生か、オンドルの上のtjbangくらいでしょう。
足からポッカポカ、頭寒足熱で仕事をするのに最高の労働環境(そう、今までtjbangが仕事できなかったのは床暖房がなかったから!)を整えてもらったところで、さむ〜い冬に負けずにこれからも読者の皆様にオンドルの、そしてオンドルを生み出した韓国の魅力をお伝えしていかねば!と気合を入れ直した月曜のtjbangでした。
編集部:tjbang