コンニャンハセヨ!tjbangです。ソウルもちょっと前から梅雨に入り、日本の梅雨よりはましですがジメジメした日々が続いております。
いつ雨が降ってくるかわからない不安定な空、こんな日は外に出ずお家の中で友達とコンギに興じるのが全国コリアっ子倶楽部の正しい遊び方!・・ではありませんが、韓国の子供の遊びのひとつであるコンギ、意外とこれが面白いんです。
コンギとは、日本のお手玉に似た韓国の昔からの遊びです。ルールをちょっと紹介してみましょうか。
1.写真のコンギを5つ手に取り、場(テーブルや絨毯など)の上にやさしく投げる
2.ひとつを手に取って宙に放り、場にあるもうひとつのコンギをとって落ちてくるコンギをキャッチ
3.これを繰り返して全部手のひらに集まったら、再び1の動作を行う
4.またひとつを手にとって宙に放り、今度は2つずつとっていきます。
5.再び1の動作のあと今度はまたひとつを放って、3ついっぺんにキャッチ、そのあとにもう1つキャッチ
6.1つを放って4つを場におき落ちてくる1つをキャッチ、もう一度1つを放って場にある4つをいっぺんにとります。
7.手の中にある5つのコンギを瞬間的に離しておちないように手の甲の上にバランスをとって載せます。
8.手の甲に載ったコンギを瞬間的に浮かせて手のひらでギュッとつかみます。
このときに手のひらにあるコンギが点数になります。
文章にすると説明が難しいですが、この1〜7の間で一度でもミスをしたら相手の番になってしまいます。
それから場にあるコンギを拾うときに狙っているコンギ以外のコンギに触れてもアウトです。
上のルールが基本ルールですが、やはりそこは子供の遊び。日本と同じで地方ルールがいくつも存在します。
でも子供の遊びと言って馬鹿にはできないのがコンギの奥の深いところ。これが本当に難しくて、tjbangは上の4の段階でいつもミスってしまい歯がゆい思いをしています。
韓国では小学校の頃に女の子がよくやる遊びらしく、このコンギを見ると「うわー懐かしい!」と昔とった杵柄で、いともたやすくすごい速さでひょいひょいとコンギをさばいていきます。
まだまだビギナーコンガー(コンギ業界で初心者の意)のtjbangは、そんな友人たちの姿に憧れて練習を繰り返しましたが、コンガーとしての才能がなかったのか、それとも努力が足りなかったのか今でも4の段階から抜け出せずにいます(涙)。
このコンギ、文房具屋または駄菓子屋に行くと500ウォンくらいで売っているので興味がある方は是非。
tjbangもいつか韓国で開かれる「全国コンギ選手権 中年の部」(註:現在では実在しない大会です)に出場する日を夢見て、暇をみつけて練習に励みます!
編集部:tjbang