桜の花がなかなか満開にならずに肌寒い日々が続くソウルですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて桜咲く春といえば、新生活の始まる季節。引越しなどで新居に移ってからあれやこれや生活用品を揃える人も多いはず。そんな時に重宝するのが日本では100円ショップ、そして韓国では“1000ウォンショップ”です。そう、韓国にも日本の「ダイソー」が数年前から参入し、“1000ウォンショップ”として意外に庶民から人気を得ています。
この“1000ウォンショップ”ダイソー、tjbangもこれといって目当てのものがあるわけでもなしに、ふらりと立ち寄ることがよくあります。日本のダイソーでは決して売っていないような韓国ならではの商品が並んでいて面白いからです。
というわけで今回は、この韓国ダイソーでみつけた、韓国ダイソーならではの商品をいくつかご紹介してみましょう。
1.キッチン用品
チゲ用の鍋であるトゥッペギや、芋などを蒸かすのに使うサンパリ、そして韓国土産にもってこいのステンレスでできた箸とスプーンなど、韓国にしかない器やキッチン用品も韓国ダイソーでは売っています。
2.獨島練習帳
日本的に考えれば「竹島練習帳」。中身はただの真っ白な自由帳ですが、表紙には獨島(竹島)の写真と、獨島に関する簡単な説明が書かれています。獨島とノートと言う誰も考えつかないコラボレーション商品を、一体誰を対象にして作ったのかは不明です・・・。
3.ブロックトイ
もともとレゴなどのブロックトイ好きだったtjbang、韓国ダイソーの商品の中で一番びっくりしたものが写真のこれでした。このオモチャ、その名も「スーパーロボット」。どう見てもロボットらしからぬ、線が細くて内股のその造型は、「ロボットはかっこいいものだ」という子供たちの夢を見事に壊してくれます(笑)。
さらに衝撃だったのは、ロボットであるくせにサングラスをかけているという、極めて人間男性に近い顔を持っているということです。ロボットが近所のおっさんにそっくり・・・そんなロボット界のタブーに平気で踏み込んでしまうのが韓国ダイソーのスゴイところです。
ちなみにこのスーパーロボット、チョビ髭を生やした別タイプもいます。
・・・とまあ、所変われば品も変わる、日本がルーツのものでも海を越えると別の文化と混ざり合って、オリジナルとは似て非なるものになるから面白いですね。と言う事で、生活用品などを韓国土産にしようと思ったら是非一度韓国ダイソーへ。意外に安くていいモノが見つかったりしちゃいますよ。ただし、1000ウォンショップとは言っても1000ウォン以上の商品がほとんどなのでご注意を。
編集部tjbang