うー寒い寒い・・3月も半ばだというのに、ここのところ花冷えというやつでなかなか春の足音が聞こえないソウルです。
こんな時は、夏の暑かった時のことを考えよう!ということで今回は昨年の夏、tjbangが行ってきた牛耳島(ウイド)という島での楽しかった記憶を回想して、少しでもわが身を暖めようと思います。
牛耳島は全羅南道(チョルラナムド)に浮かぶ、面積10.7k?・人口たったの193名(‘99年)の小さな島。2006年に韓国で話題になったユ・ジテ主演の映画、「カウルロ(秋へ)」で撮影地として登場し、有名になった島でもあります。ソウルからは高速バスやKTXに乗って木浦(モッポ)という港町を経由して、そこからさらに船に揺られて向かいます。その移動時間はほぼ丸一日かかるので、映画に出てくるまでは知る人ぞ知るリゾート地だったようです。
この牛耳島に2泊3日で、韓国人の友人達と総勢13名で遊びに行ったのですが、これが絵に描いたような「バケーション」といった感じで、夏休みを過ごすのに最高のロケーションだったんです。
照りつける太陽、光を浴びて乱反射する青い海、潮騒、どこまでも広がる青い空、そしてカメラを構えた無数のおっさん達と裸の娘さん・・・え?!裸の娘?!
そう、tjbangが滞在したちょうどこの日に、牛耳島では「全国セミヌード撮影大会」が開かれていたのです。こんな小さな島のどこにこんなに泊まっているのかと思うほどの、カメラを抱えた大人数のおっさん達が、生まれたままの姿でポーズをとって海岸に立っている娘さんを激写している姿は、いやらしさを通り越して妙な清々しさがありました(その様子が上の写真です)。夏、海、太陽、空、と来ると裸も妙に健康的に見えるものなんですなぁ(しみじみ)。
・・・とまあヌードを差し引いても、この牛耳島という島、真夏のリゾートを楽しむには、ある意味で済州島に匹敵するスポットだと思います。綺麗な海と空(夜の星空も最高)、おいしいお酒とご飯に囲まれて、3日後、日焼けしたtjbangはすっかり満足して帰ってきたものでした。
・・・と、楽しかったあの夏に想いを馳せても、朝夜の冷え込みはtjbangを現実に引き戻してしまうのです。あー早く半袖で自由に外を歩き回れる夏が来ないかなあ・・(その前に春があることに今気づきました。きっとこれも寒さのせいです)。
編集部:tjbang