暖冬だったソウルも今日から突然冷え込み、明日からしばらく最高気温も零下になるようですが、皆さんいかがお過ごしですか?こんな寒い日には暖かい部屋で、野菜をたっぷり入れて、卵を落とした辛〜い韓国のラーメンを、ずるずると食べたいものです。
一人暮らし歴の長いtjbangは、お腹が空いた時に、手軽に食べられる韓国の袋のラーメンをよく食べています。色々なブランドの色んな味を試してきて、一番おいしいなぁと思ったのが辛ラーメンで有名な農心(ノンシム)の「オジンオチャンポン」でした。「オジンオ=イカ」、「チャンポン=辛いラーメン」ということで、辛いスープベースにイカの香りが食欲を誘う一品です。
この日本でも知られる農心というブランドのラーメンは、他のブランドのラーメンと違う点がひとつあるんです。tjbang もオジンオチャンポンを煮る時にふと気づいたのですが、農心の麺だけ丸いんです。他のブランドの袋ラーメンは四角いにもかかわらず。なんだか気になったtjbangは、他の農心の麺についても調べてみたところ、辛ラミョン、チャパゲッティ、ノグリ、などコンビニで売っている農心の主力商品の多くが丸い形であることを発見しました。ただ例外として安城湯麺、サリコムタンラーメン、ユッケジャンラーメンといった商品は四角形でした。
それでも他のブランドの商品では丸いものは見たことがないのに、どうして農心の麺だけ丸いのか気になったtjbang は、その答えを自分なりに予想したあと、わざわざ農心に電話して問い合わせてみました(農心さんお忙しいのにすみません)。
皆さんはなぜ農心の麺だけ丸いのか予想がつきます?
そう、tjbangが予想した通り、農心さんの答えは、韓国でラーメンを食べる時に良く使われるヤンウンネンビという、鍋の形に合わせて丸くしたのだということでした。四角形のラーメンをこの丸いヤンウンネンビに入れようと思うと、ギリギリの幅で入りきらないんです。これを何とかしようと、農心は四角い麺を丸くしたとのこと。
それじゃあどうして安城湯麺やサリコムタンは四角いのかと聞くと、この答えはさすがに予想がつきませんでした。ただ単に、麺を作る型が四角いからとのこと。型というやつはものすごく膨大な数がある上に、頻繁に変えるようなものではないので、引き続き四角い型をつかっているだけなんだそうです。
だから遠い将来、その四角い型が交換時になったら、これらの四角い麺も丸くなっていることでしょう。
ラーメンが丸いなんて、本当に些細な、どうでもいいことかもしれませんが、こういった小さな発見→予想→調査、というプロセスを楽しめることが、コネスト記者としては必要なんじゃないかなあ・・なんて思ったりしています。
皆さんも次回農心のラーメンを食べることがあれば、一度この丸い麺、確認してみてくださいね。さ〜て、今日は何のラーメンを作って食べようかなあ・・・。
編集部:tjbang