コネスト読者の皆さん、明けましておめでとうございます。2007年もこの「編集部日記」では、皆さんが気楽に読めるような、コネストスタッフの韓国における日常、ささいな発見をお届けしていきますのでどうぞよろしくお願いします。
今回は韓国のアジョッシ(おじさん)達についてお話したいと思います。よく「韓国のアジュンマ(おばさん)は色々な意味でキョーレツ!」なんていうエピソードを本で読んだり、友達から聞くことがあります。が、しかしアジョッシ(おじさん)達だって十分に個性的なんですよ。
それを表したのが左上の写真。このアジョッシ達、何をしているのかと言えば、UFOキャッチャーってありますよね?クレーンを動かして景品を取るゲーム。そう、あれを皆で囲んで、一生懸命景品を取ろうと大盛り上がりしてるんです。
韓国にはなぜかコンビニの前にこのUFOキャッチャーがよく置いてありまして、アジョッシ達がこれを囲んで盛り上がってるのもたま〜にですが見る光景。この時もワイワイと盛り上がってるので、何をそんなに取りたがってるのかなぁ・・と思って覗いてみると、なんてことはない、ただのぬいぐるみだったりするんですよね。
こういった、「見た目は中年、心は少年」なアジョッシが日本より、韓国には多い気がしてならないのです。日本で、50代のおじさんが集まってUFOキャッチャーで真剣に盛り上がったりする姿って、絶対見れないと思うんですよね。
そしてこういったアジョッシ達の姿は、とっても無邪気で、年上の方々にこう言うのも失礼ですが、とってもかわいらしく見えてしまうんです。その他にも駅のホームで、お酒に酔ったアジョッシ2人が、まるでカップルのように互いの手をギュ−ッと握って電車待ちをしている姿なども、なんだかかわいらしい仕草に見えたりします。
と、同時にそんなアジョッシ達のような年のとり方をしたいなぁと、思いもするわけです。いくつになっても、ささいな事でも楽しいと思いながら、男の友達同士で盛り上がれる。自分もそんな無邪気なアジョッシになりたいなぁ。UFOキャッチャーで盛り上がる人生の先輩たちの背中を見て、そんなことを思いました。
編集部 tjbang