韓国旅行で食べるオリジナルコリアンフード、最高ですよね?
「何を突然?!」と思いながらも、思わず相づちを打ってらっしゃる方が多いかと思われますが、今日はそんな皆さんも大好きな、韓国料理のこわ〜い思わぬ落とし穴のお話です。
例えばあなたが大好きな異性と、韓国で食堂に入ったとします。初めての韓国旅行、夢にまで見た本場の韓国料理。メニュー表を開けばそこは夢のよう。スントゥブ、キムチッチゲ、・・あ!辛いものも好きだからチェユットッパッ(※1)とかビビンネンミョンもいいかも・・。おかずもキムチにカクトゥギに・・・本当に色々ありすぎて迷ってしまいますよね。でも折角の韓国旅行、あなたが食べたいものを思う存分食べて下さい。但し気をつけなければいけないのは食べた後なんです。
食後、いくら料理のおいしさに満足したからと言って、うかつに大好きな彼、彼女の前で口を開けて笑ってはいけませんよ。運が悪ければ、100年の恋も一気に冷めてしまいかねないですから。何が言いたいかは、上で挙げた料理に共通して入っているものを考えて頂ければお分かり頂けると思います。さて、何でしょう?
そう、コチュッカル(唐辛子)です。
この唐辛子、辛い物好きの韓国人にはなくてはならない食材のひとつ。しかしながらその必要不可欠な存在が、時として歯の間に挟まることによって恥ずかしいアイテムになってしまうんです。日本で青のりといえば、焼きそばやお好み焼きに欠かせない存在でありながら、歯にくっつくために嫌われる存在でもありますよね。唐辛子もこれとまったく同じなんです。しかも唐辛子はその色が赤色のため、くっつく場所を間違えれば見る人に「歯槽膿漏で歯茎から血が・・」なんていう誤解まで与えてしまいかねません。
tjbangも韓国に来たばかりの頃、スントゥブを食べた後に、家に帰って鏡を見てみたらビックリ!なんていう経験がありました。これって日本人の間では意外と知られていない事実のようで、たま〜に真っ白な歯に赤い点を浮かべながら笑っている人がいたりするんです。
歯についた唐辛子はお水でクチュクチュとうがいをすれば大抵は簡単に落ちます。が、それでも落ちない頑固なやつらには必殺の爪楊枝です。食堂で「イスッシゲ ジュセヨ(爪楊枝下さい)」といえば、大抵のお店で爪楊枝をくれるはずです。日本の木の爪楊枝とは違い、韓国の爪楊枝はプラスチックのきれいな緑色をしたものが一般的です。
おいしい韓国料理をお腹いっぱい食べた直後に、折角の100年の恋を冷ましてしまわぬよう、韓国旅行の際には手鏡を忘れずにカバンに入れてくださいね。
編集部tjbang
※1=豚肉を辛く炒めてご飯の上にのせた料理