韓国旅行口コミ掲示板「コネストコミュニティ」
敷地が奥にずっと長く、入口へ行くには元来た道を戻らなければならないのも特徴の一つだ。一見じれったいような空間構成だが、見学を終えた後は、これこそが美術館の思惑なんだと気づかされた。光と影、線、形、材質。展示を見終えると、感覚がそういう根本的なものに驚くほど敏感になっており、建物も作品も初めと全く別の感覚で迫ってきたからだ。正直、普段は現代美術ってなんだかよくわからないというのが本音。でも今回は不思議とその「わからなさ」が「面白さ」につながったのだ。それは個々の作品はもちろん、建築・展示、そして広大な自然(これ大きいと思う)が合わさった空間そのものが、シンプルに楽しめたからじゃないかなあと思っている。(展示室を除く建物自体と庭園は撮影OKだったので、雰囲気をいくつかご紹介する)
***** 安藤忠雄は韓国にもファンが多いと聞いていたが、たしかにカップルで訪問していた男子が彼女に安藤忠雄の建築哲学っぽいことを語っていたり、他の訪問客の話の端々からも、ANDO人気がうかがえた。季節を変えて訪れたらまた別の雰囲気を感じられるはず。山が色づくくらいの時期にもう一度行ってみようかと思っている。────────────────────(2013年7月時点) ・入場料:本館+ジェームズ・タレル館:25,000ウォン、本館のみ:12,000ウォン ※営業時間、休業日はこちら ・美術館HP:www.hansolmuseum.org(韓国語)・アクセス参考:車がベストだが、qingは原州市街とオークバレーを結ぶ無料シャトルバスを利用した(本数が少ないので注意)。下のような旅程になった。ソウル⇔原州間の移動について。行きは高速バス、帰りは鉄道のムグンファ号を使ってみたが、バスは本数がある&ターミナルが原州市内中心部にあり便利だった。車窓の風景やちょっとレトロな車内など、旅情を楽しみたいなら、鉄道が推しだ。 (8:00)ソウル高速バスターミナル発 → (10時前)原州高速ターミナル着 → (10:02)ターミナル付近(位置)からシャトルバス乗車 → (10:40頃)「ハンソルミュージアム」前で下車 →→ (15:15)「ハンソルミュージアム」前からシャトルバス乗車 → (15:50頃)原州駅前(位置)で下車 →ソウル清涼里駅着※時間は目安です。シャトルバスの時間等は、美術館のHPから必ず確認してください