アンニョンハセヨ! 韓国は今年6年ぶりの寒波だそうで、13日はソウルの最低気温がマイナス15度と今年最も気温が下がるそうです。毎日が寒くマイナス気温の予報に慣れてしまったせいか、マイナス5度位の予報を見ると、明日は暖かいな〜と思ってしまうおしげです。
さて、この度初めてマイチョゴリ(韓服)を作りました! 既製品でも良かったんですが、なかなか自分の好みに合う韓服が見つからず、この際オーダーしようと決心するも予算があまりなかったので、卸値価格で買えるという広蔵市場(クァンジャンシジャン)に行ってみました。
たくさんの韓服店がありましたが、一番優しく声をかけてくれたアジョシのお店で相談する事に。こんなデザインにして欲しいという希望はイメージしていたんですが、なかなかうまく伝わらず、やたらと自分の好みを押し付けてくるアジョシと話し合いを重ね、出来た韓服がこちらです。
本当は紺色のチマ(スカート)に桃色のチョゴリ(上着)が良かったんですが、「地味だね。もう少し年齢層の高い人が着る色だから明るい色にしなさい。」と言われ、このような色合いになった訳ですが、派手です。ちょっと派手過ぎませんか? 写真ではわかりづらいですが、実物はものすごい蛍光色です。ファン・ジニ(キーセン)風に丈が短めのチョゴリにしたかったので、胸の部分にはチマと同じ生地でぐるぐる巻ける花柄の帯を作ってもらいました。シンプルなチョゴリなのでこの部分がポイントになっています。
それにしても生地選びからデザインまで、話し合った時間は約3時間。すごく疲れました。好みが合わず自己主張の強いアジョシを相手にくじけそうにもなりましたが、ほぼ希望通りの韓服が出来ました。生地屋さんで仕立てたので、チマ・チョゴリとソッチマ(下着)、靴下、靴、ノリゲ(帯び部分を飾るアクセサリー)、更にチマと同じ生地でバッグまで作ってくれて40万ウォンでした。シルクの生地を使ったし、あれこれ注文も入れたのでもっと高いと思ってましたが予算内に収まり価格的にも満足です。
おしげはオーダーにしましたが、市場内を歩いていると既製品の韓服は10万ウォン位からかわいいデザインもたくさんあったので、みなさんも是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。とは言ってもあまり頻繁に着る機会はないので、スタジオで韓服を着て記念写真を撮影してもらうだけでも良い思い出になるかもしれませんね。
予約センター:おしげ