アンニョンハセヨ。最近体調が悪くあまり外に出ていなかったので、日記に書けるような素敵な夏の思い出がない悲しいおしげです。そこで今日は今日、思い出した事を書きます。
今朝、予約センターにやってきたコネストボスがいきなり、「君達は間違った韓国語を使っているんだよ。」と。
なんですか?と聞いた所、
「「○○買って来てください。」は韓国語に直訳すると、「○○サワジュセヨ。」となるが、これは命令系になるので、年上の人やあまり親しくない人に使うと、相手は気分を悪くする事があるんだよ。」
初耳です。今までなんのためらいもなく、しかも色々な動詞で使っていました。
「買う」は「サダ」、「来てください」は「ワジュセヨ」なんですが、韓国語では丁寧な表現にした場合、「サジュセヨ。」が正しいそうです。これを日本語に直訳すると、「買ってください。」なので、「(あなたのお金で)買って下さい。」と言っているような気がして、「〜ワジュセヨ。」と言いたくなってしまうのです。この話を聞き、やっぱり外国語は難しいな〜と考えていると色々な事を思い出しました。
以前の日記にも書きましたが、韓国語の発音で(韓国式)英語は、特に苦手です。写真はたまたま入った食堂にあった張り紙ですが、「セルフ」はこの国では「セルプ」です。字で書いていれば、あ、セルフの事ねと理解できますが、この間ボスとの会話中、「バイオロスが、バイオロスが(←おしげにはこう聞こえました。)」を連呼され全く意味不明のまま会話が終了した覚えがあります。みなさん、「バイオロス」と聞いて何か思い付きますか? これは「ウィルス」の事だそうです。「virus」と英語表記にしてみるとなんとなくわかりますね。日本でもウィルス、ビールス、バイラス、ヴァイラスなどと聞きますが、聞き慣れているのはウィルスなのでピンとも来ませんでした。
もうひとつ、これも韓国に来た当初の事ですが、メールアドレスを知りたかったのに電話の相手(韓国人)に何度言ってもわかってもらえず、「だからメールアドレスです。ア〜ドレス、アド〜レス、アドレ〜ス?」と色んな所にアクセントを変えてチャレンジしましたが、結局電話越しでの会話は得意のジェスチャー攻撃が使えないのでわかってもらえず、諦めた事もありました。メールアドレスは韓国では「メイルジュソ」と言います。「ジュソ」は「住所」です。確かにアドレスは住所ですが、外来語なのでmailをメイルと言うなら、addressもアドレスで良いじゃないかと思っています。
興奮して来たので書きたい事は山ほどありますが長くなるので終わります。みなさんもきっと韓国にいらした際、理解できない外国語や、おかしな日本語の張り紙、看板を見つける事があると思います。人の失敗を笑ってはいけませんが、あまりにも違いすぎるとやっぱり笑えて、でもなんとなく癒されます。
予約センター:おしげ