アンニョンハセヨ、予約センターのおしげです。
さて、韓国に住み始めてからそれなりに韓国の方と話す機会も多くありますが、未だに理解しづらいことばがあります。韓国式英語。
先日、昔アルバイトをしていた焼肉屋さんでこんな事がありました。
お客さんとしてご飯を食べに行ったのですが、その日はお店がとても忙しく、以前にアルバイトもしていたという事もあったので少しお手伝いをしてあげました。
主に注文を聞いたり、空いたテーブルを片付けたりしていたのですが、私の発音の悪さからほとんどのお客様から、日本から来たんだね〜等と嬉しくないお言葉(自分の中では韓国語はまずまず成長の兆しにある。)を頂く中、あるお客様よりこんな注文が入りました。
「ポーク、ひとつ下さい。」
そうですか。私の韓国語がそんなに発音が悪いですかと言わんばかりに英語で注文が入りました。
「はい、ポークですね。少々お待ちくださいませ。」
「社長、サムギョプサルひとつお願いします。」
数分後。
「はい、ポークひとつです。」
「え、頼んでないよ?」
「え、さっきポーク(私の中ではサムギョプサル)ひとつ注文しましたよね?」
違うのかな…。違う豚肉の事だったのかな!?
「どのポークですか?」
「どのっていうか、ポーク下さいって言ったんですけど。」
??? 頭が爆発しそうでした。こんなにも会話のキャッチボールが出来なかった事は初めてです。
ここはひとつ、社長に来てもらうしかない。
「社長、ポーク下さいとおっしゃってますが何の事かわかりません。」
そこで社長が、あ〜ポークねと言っておしげに持たせたものは・・・
「フォーク」。
そうか。そういう事ですか。そうですよね。お子様が、いらっしゃいますもんね。
韓国では「F」の発音を日本語のパ行で発音します。その事をすっかり忘れていましたが、
いきなりポークと言われてもそれがまさかフォークだとは思いもしませんでした。
では、ポーク(豚肉)はなんて言うのかを韓国人に聞いた所、「ポッ(ポク)」だそうです。
う〜ん。
韓国の方からすると日本人のカタカナ英語はわかりづらいと言いますが、それはお互い様で、おしげからするとファザーをパドーと言ったり、ファッションをペッションと言う韓国人の英語の方がよっぽどわかりづらいのです。
またひとつ、おしげの韓国生活に課題が増えた出来事でした。
予約センター:おしげ