アンニョンハセヨ!コッコです。
さらりと涼しい風に秋の予感を感じる季節になりました。
韓国は今ちょうど名節「秋夕(チュソク)」連休の真っ只中。
我が家は今年、私たち夫婦が帰省するのではなく、義両親がソウルに来る「逆帰省(역귀성:ヨッキソン)」となり、大渋滞に巻き込まれることもなく自宅で悠々と過ごしております。
さて、秋目前となりましたが、コッコ的に今夏とてもうれしい出来事があったので今回はその話題を…。
それは、
韓国のスーパーでゴーヤ(ニガウリ)を発見
したこと!
日本では夏野菜としておなじみですが、コッコが韓国に来てからの約10年間、スーパーで目にしたのは初めてでした。
スーパーに、市場に、路上の野菜売りのおばちゃんまで、色んな場所で見かけたゴーヤ。
肌に良いビタミンCが豊富だったり食欲を増進させてくれたりといった、ゴーヤの栄養価や効用がテレビや新聞で取り上げられていたこともあってか、試食コーナーに黒山の人だかりができていたのには驚きました。
ゴーヤは、韓国語では「여주(ヨジュ)」または「여자(ヨジャ)」と呼ばれます。値段は確か1本2,000ウォン(約200円)程度だったと思います。まだ目新しい野菜だからか、日本に比べると割高。
しかし、迷わず買いましたよ。そして、真っ先に作ったのはゴーヤーチャンプルー!
何度日本から種を持ち帰って育てようと思ったことか…。ついに、ついに、あの独特の苦味を堪能することができて大満足でした。
ちなみに、韓国では炒め物にしたり、果物と一緒にミキサーにかけジュースにしたり、あるいは薄切りにして干したものをお茶にして飲んだりすることが多いようです。
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この味が食べたかった…!
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近所のマートで見つけた干しゴーヤ
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日本と韓国は距離が近いためか、スーパーに並ぶ野菜も似ています。が、ゴーヤのように日本でよく食べられている一方で、韓国ではそうでない野菜も、実際に住んでみると意外とあります。
例えば、長いも。「とろろ」にしたり千切りにして食べたり、食べ方も色々、値段も安いので日本ではよく食べていましたが、韓国では薬膳料理などに使われることが多いからか、とても高価!なかなか手が届きません。
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長いも。1本(約770g)で
15,000ウォン(約1,500円)
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ヒラタケが主流の韓国で
最近よく見かけるようになったシメジ
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砂糖やフルーツ入りでない
プレーンヨーグルトも近頃販売されるように
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納豆や厚揚げなど日本食への関心の高まりからここ数年間に韓国でも目にするようになった食材も多いですが、
まだまだ高価。
納豆やヨーグルトなどは、製造機もあり自力で何とか作れそうなので、今後チャレンジしてみたい食材です。
しかしまずはナムル(山菜)もそうですが、やはり韓国ならではの食材を使いこなせるようになることも目標です