アンニョンハセヨ!コッコです。少し遅めの夏休みを取り、先週末は日本に帰省していました。滞在中は生憎の雨模様でしたが、地元では恵みの雨だったようです(1カ月ぶりだったとか!)。雨が止んだら風もどこか涼しく、一雨ごとに秋に近づいているのだなぁと、しみじみ感じて参りました。
さて、里帰りをしても韓国に戻ってくるのが宿命(!?)の国際結婚妻。その手に携えるは韓国の家族へのお土産ですが、毎回毎回、何を買おうか本当に悩みどころです。今回はコッコの場合を例に、選び方のポイントを公開します。
1.シオモニ(義母)編
結婚当初は好みが把握できなかったので、母に見立ててもらいながら和柄の小物や、日本らしい小物(風呂敷や匂い袋、扇子など)を贈ることが多かったです。それはそれで喜んでもらえましたが、飾り物になっていたり箪笥にしまわれてしまい実際に使われていなかったことも少なくありませんでした。
そこで、ザ・日本っぽいものばかりでもなぁと、近頃はシオモニの好みに合う実用品を選んでいます。選ぶポイントは2つあって、1つめはメーカー(ブランド)品です。韓国女性に人気のSKIIの化粧品や日本の下着ブランドの肌着などは、安心感や信頼性があり喜ばれました。
2つめは、縫製が丁寧で造りがしっかりしたもの。夏は日傘、冬は手袋など、毎日使えるファッション小物をよく選びます。ノーブランドでも探せば意外と見つかるもので、セール品などお手頃価格で購入し、包装し直して渡すことも多いです(すぐビリビリっとオープンされるので包装はあまり重要ではありません)。ちなみに今回は、秋まで着られる日本製のブラウスと銘菓ウナギパイをセットで渡すことにしました(写真)。ブラウスは何と特価で1,500円お気に召さなかったら自宅で着てもらえれば良いかなと選んでみました。
2.ヒョンニム(義姉)編
年の差10歳ほどありますが、話の分かるお義姉さん。日本語が少しでき、日本の流行についても関心が高いので、トレンドものを選ぶようにしています。以前贈って、とても喜ばれたのが電子レンジで調理できるシリコンスチーマー。韓国にはまだ入ってきていなかったので、レシピ集と一緒に渡したら大正解!でした。キッチン小物は、毎日料理をする立場としても実用的で、日本語の説明書しかなくてもすぐに理解してもらいやすいのでおすすめです。
また、資生堂やカネボウなど日本の大手メーカーの化粧品も好評でした。韓国では百貨店ブランドとして定着しているので、逆にお土産に頼まれたこともありました。
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甥(チョッカ)にはお菓子も必須。 期間限定モノなど特別感のあるものをチョイス。 |
調味料など日本ならではの食品は ハズレがないので毎回購入。 |
心がこもっていれば…と自分目線で選びがちなお土産ですが、やはり役立ててもらいたいな、というのがコッコのお土産選びのポイント。渡した瞬間「あ、これ気に入ってもらえたな」というのは表情を見たり、手にとった様子を見れば何となく分かります。使ってみて良かったものは「今度もあれ、お願いするわ」なんて言われることもあり、そんな言葉が聞けると心の中でガッツポーズです(笑)。
韓国の家族へのお土産、皆さんはどんなものを選んでいますか?
編集部:コッコ