アンニョンハセヨ!コッコです。うだるような猛暑は去ったものの、昨日(8/27)から今日(8/28)にかけて台風襲来でビュービュー強風が吹いている韓国。ご旅行中は安全第一、外出の際はくれぐれもお気をつけください。
さて今回は、今夏訪れた全羅北道(チョルラプッド)・群山(グンサン)のお話をしたいと思います。
毎年結婚記念日には韓国国内を旅するのが我が家の恒例行事。
昨年は江原道の束草(ソクチョ)へ、今年は群山へ1泊2日で出かけてきました。
群山の旅は一言で表すと、まさに「過去への時間旅行」という表現がぴったり。
昔ながらの建物や素朴な在来市場、廃線跡の残る村、そして過去日本とのつながりを今に伝える近代歴史遺産…。
日本と韓国の歴史・建築に関心がある方はもちろん、都会では感じられないノスタルジックな雰囲気が好きな方にはおすすめの都市です。
1.京岩洞(キョンアムドン)の線路村(チョルキルマウル)(位置)。廃線になった線路の両側に住宅が並ぶ、人気のフォトスポット。
2.近年リニューアルした群山公設市場(位置)。付近には在来市場もあり、そちらの方が雑然とした市場ならではの雰囲気。
3.公設市場の周辺は商店街。洋品店の店先の、あまりの鮮やかさに思わずパチリ。
4.線路村にて出会ったワンコ。
5.超有名中華料理店「ポッソンヌ」(位置)のチャンポン。回転は速いが、行列必至。この日は50分待ち。
6.静かで穏やかな群山港(群山近代歴史博物館のデッキから)。
7.日本統治時代に群山で富を築いた広津継伊三郎の家屋(位置)。建物のある新興洞(シヌンドン)には日本式家屋が特に多い。
8.群山近代歴史博物館(位置)。1930年代の群山を再現した通りなど見どころが多く、群山の歴史に触れるならぜひ訪れたい。
9.韓国の国花、ムグンファ(ムクゲ)の花がきれいに咲いていた。
10.1945年創業、韓国初の近代式パン屋「李盛堂(イソンダン)」(位置)。懐かし系の菓子パン・洋菓子がずらり。
群山までは、ソウル駅からKTXで天安牙山(チョナンアサン)駅まで行き、天安牙山駅でセマウル号またはムグンファ号に乗り換えます。コネストでご予約可能な列車周遊チケット「コリアレールパス(KRパス)」を利用すると便利ですよ。過去への時間旅行、ぜひ楽しんでみてください。
編集部:コッコ