韓国旅行口コミ掲示板「コネストコミュニティ」
アンニョンハセヨ!コッコです。近ごろまさに三寒四温のソウル。寒い日は零下の気温でぶるぶる震えていますが、それでも今冬は例年に比べると寒さが幾分穏やか?!外歩きも長時間でなければ大丈夫そうだね…ということで、先日少し足を伸ばしてソウルから車で約1時間半の京畿道(キョンギド)・利川(イチョン)に出かけてきました。利川というと、韓国では窯元が多い陶磁器の街として有名で、実際高速道路をおりて市内中心部に向かう途中は、道路の両側に陶磁器店がずらーっと並び、とても雰囲気があります。まず向かったのは、「サギマッコル陶芸村」という陶器店が集まるショッピングスポット。無料の駐車場に車をとめて、ぶらぶら散策しました。小規模のかわいらしいお店から、業務用(韓定食店用かな?)の食器類を販売するお店まで、色々なジャンルの店が点在していて面白かったです。しかし土曜日の午後でしたが、結構、いや、かなり閑散とした雰囲気…。混雑していなかったので、かえってゆっくり見られましたが、期待していくとがっかりしてしまうかもしれません
次に足を向けたのが、韓国で人気の広州窯(クァンジュヨ)という伝統食器ブランドの窯元。事前に得た情報によると、何でもココにはアウトレットがあるとのこと!いくつか欲しい食器類があったので、わくわくしながら足を踏み入れました。建物は2階建てで、1階が新製品などを扱う直営店、2階がアウトレットになっています。
シンプルかつ上品なデザインが人気の広州窯。ソウル市内で見かけるのは、どれもお高くて手の届かないものばかりでしたが、アウトレット売り場で目に飛び込んできたのは、なんとなんと、「2,000ウォン均一」「40%OFF」といった魅力的な文字ばかり!ここぞとばかりに時間を忘れて(夫の存在を忘れて)、器ハンティングに没頭したのは言うまでもありません…。ただ、広州窯の商品もありましたが、セール品の大半はAOLDA(アオルダ)というラインのものでした。韓国の陶磁器には、鶴が描かれた青磁など観賞用の磁器がある一方で、普段の暮らしで使う皿や椀などの生活陶磁器(センファルトジャギ)と呼ばれる日常使いの磁器があります。AOLDAは、後者の生活陶磁器の類で、広州窯が伝統陶磁器を現代風に使いやすくアレンジして出しているライン。シンプル&ベーシックなご飯茶碗や汁椀も破格値で並んでいて、新居用の食器類を大量に揃えたりするときには、もってこいです!
1階の売り場には、目の保養になる素敵な器がたくさん並んでいます。あー全部欲しい…。ちなみに写真撮影は自由でした。
先に行ったサギマッコル陶芸村も、この広州窯も、ひと気が少なかったですが、毎年4月下旬に開催されている「利川陶磁器祭り」の頃はたくさんの人で賑わうそう。ちなみに2012年は4月28日~5月20日の予定。ぜひまたその頃に訪れてみたいです。ソウルからの日帰り旅行にぴったりの利川。コネストのツアーでも訪れることができますよ。韓国を代表する陶磁器の里に、ぶらり出かけてみてください♪編集部:コッコ