韓国旅行口コミ掲示板「コネストコミュニティ」
新居に引っ越してもうすぐ2カ月。韓国の引越しというとセットで語られるものがあります。それがチプトゥリ(引越しパーティ)。会社の同僚や親戚など身近な人たちを新居に招待し、自宅のお披露目&食事会をすることをいいます。これまでお呼ばれしてばかりだった私ですが、ついに今回の引っ越しで初チプトゥリを開催しました!その数なんと5回!(1)夫の同僚、(2)我がコネスト社員、(3)夫の家族、(4)日本から駆けつけたコッコの家族、(5)夫婦の共通の友人たち…。週末しか時間がないため、1日に昼夜2回開いた日も・・・。10人以上をお招きすることもあり、料理の準備は1人では到底できません。急きょ夫の田舎からシオモニ(義母)がヘルプに来てくれることになり、怒涛のチプトゥリウィークは無事終わったのであります。
今回は知られざるチプトゥリの舞台裏を公開!料理・器ともども、普段の2人暮らしでは想像を絶する数と量。開始前から不安になる嫁をよそに、シオモニは平然といつものようにご飯を用意する雰囲気です。そりゃそうですよね、家族が大勢集まる名節(ミョンジョル)を何十年と経験してきたのですから…。メニュー決めから段取りまで、経験豊富なシオモニが仕切ってくれ、かなり楽させてもらいました。
うれしい引っ越し祝いもたくさんいただきました。洗剤や石鹸は韓国のチプトゥリならでは。ブクブクあふれ出る泡の如く、幸せであふれる家庭になるように、という意味だそうです。自宅へ招いて手作りの料理でもてなす、というのがチプトゥリの基本形。しかし、最近は外での食事会に替えたり、出張ビュッフェを頼んだりと、主人も招待客も互いに負担がかからないようにする方法も色々あり、人気のようです。手間、お金、時間…開催側にはそれなりに負荷がかかりますが、2人きりの我が家で大勢の笑い声が響き、大皿が次々にからっぽになり…という光景を見ていて、大変だけど開催して良かったと思いました。でも、あの怒涛の数週間はしばらく思い出したくないな~、というのも正直なところでございます(笑)