アンニョンハセヨ!コッコです。4月9日付「NOW!ソウル」で桜の開花をお伝えしましたが、あれから2週間…。暖かくなったと思ったら、冬に逆戻りしたような寒い日が続いたり、春と冬の間をワッタガッタ(行ったり来たり)していた韓国。春をまたいで夏になっちゃうんじゃないの??なんて心配してましたが、4月もようやく下旬になってポカポカ陽気の春が到来!ソウルの桜は今、満開の季節を迎えています。まだ少し肌寒くはありますが、お天気の良かった先週土曜日、待ってました!とばかりに、お弁当を持ってお花見に行ってきました。
訪れたのは、ソウル近郊の桜スポットとして知られる、京畿道(キョンギド)果川(クァチョン)市にある「ソウル大公園」。ソウル市内で華やかに咲き誇る桜を見ていたので、ここもさぞかし綺麗だろうな…と思って出かけましたが、山に近くて気温が低いせいか、5分〜7分咲きというところでした。少々がっくりでしたが、ケナリ(レンギョウ)やハクモクレン、サンスユ(サンシュウ)は満開。色とりどりの花々を愛でながら食べるおにぎりの味は、格別でした!
さて、日本のお花見というと、桜の木の下にシート引いて、飲めや歌えやでかなり賑やかな感じですよね。一方、韓国では汝矣島(ヨイド)や鎮海(チネ)など各地で桜祭りが行われますが、桜並木を散策したり、記念写真を撮ったりする人がほとんど。桜見物が主で、日本のようなお花見の光景はあまり見かけません。ワイワイ宴会好きの韓国なのに、こりゃ不思議!
しかし、コッコをはじめ、やっぱり花より団子派もいて(笑)、お弁当持参で来ている人たちも多かったです。桜並木の下は駐車場や道路になっている所がほとんどだったので、皆さん芝生の広場やベンチに座って、キムパッ(韓国風海苔巻き)をほおばっていました。大部分が家族連れやカップルだったので、お酒を飲んでいる人は殆ど見かけず。日本のお花見とはちょっと違い、春のピクニックという感じでした。
園内はとても広大で、 遊園地「ソウルランド」あり、動物園あり、植物園ありと、1日中楽しめる「ソウル大公園」。子どもたちは大はしゃぎ、パパ・ママもほのぼのと過ごせるので、家族連れの皆さんには特におすすめです!カップルのデートコースにもぴったりですよ♪繁華街・明洞(ミョンドン)からなら、地下鉄4号線で乗り換えなしの約30分。ソウル近郊ということで遠そうなイメージがありますが、ちょっと足を伸ばしてみるにはちょうど良い距離です。ソウル大公園の桜は、ちょうど今週が見ごろ。韓国の春を満喫するのに、イチオシのスポットです!
編集部:コッコ