アンニョンハセヨ!コッコです。ここのところソウルは朝晩、大分涼しくなりました。最近は朝方、肌寒さを感じてゴソゴソ布団を探すのが癖になってしまっています。季節の変わり目、しっかり栄養を取って健康だけは維持したいものです。
そんなコッコが最近よく食べているもの、それが写真の「オイマッコチュ」。直訳すると、「キュウリ味の唐辛子」。初めてその存在と味を知ったときは、結構衝撃的でした。どこからどう見ても青唐辛子なのに、まったく辛くないのです!驚くと同時に、オイマッコチュに感謝する思いさえありました。これまで青唐辛子というと「これは辛くないかな」「いや、あれは細くて辛そう」などと、数本を前にどれを食べればよいのか戦々恐々としていましたが、オイマッコチュを買えば、そんなハラハラ感ともオサラバなのです。
韓国人の友人によると、韓国でも見かけるようになって日が浅いといいます。調べてみると、2005年に慶尚南道(キョンサンナムド)は蜜陽(ミリャン:映画「シークレットサンシャイン」の舞台になったところ)で初めて栽培されるや、辛味のない爽やかな味が人気を呼び、今じゃ韓国各地で生産されているのだそう。
韓国の焼肉屋などでよく出てくるチョンヤンコチュという激辛の青唐辛子よりも、太くて長いオイマッコチュ。水分が多くて瑞々しく、「キュウリ」という名前がついていますが、実際の味(香り)はピーマンと唐辛子の中間くらい。ほのかに甘みもあるので、サムジャン(韓国風味噌)やコチュジャン(唐辛子味噌)をつけて食べると、それはもう止まらないおいしさ!一気に3〜4本は食べてしまえます。最近、会社近くのスーパーで、よく1パック10本入り500ウォンなどとお得に売り出されているので、ついつい数パック買っては会社にも常備し、昼食時にボリボリと食べています。
辛くないのがウリのオイマッコチュですが、たま〜にいるんですよね、きまぐれが。ヘタに近くなるほど辛みが増したり、最初のひと口目から火をふく辛さだったり…。そんな時は正直「だまされた!」と思うのですが、あの瑞々しさが忘れられなくて、別の1本に手が伸びてしまいます。ビタミンA・Cが豊富で、だるさ解消や疲労回復にも良いと言われるオイマッコチュ。スーパーで見かけたら、ぜひ一度ご賞味ください!
編集部:コッコ