アンニョンハセヨ!コッコです。ソウルは梅雨真っ盛り。今年は特に激しい雨の日が多いのは気のせいでしょうか?異常気象の影響も少なからずあるような…。大雨かと思えば急に晴れ間がさしたりと、気まぐれな天気のこの時期。観光にお出かけの際は折りたたみ傘を忍ばせておくと安心です!
さて、先日(09年6月23日)の編集部日記でお伝えしたように、おかげさまで無事、韓国での結婚式を終えることができました(ありがとうございます!)。そして、次なるイベントは新婚旅行!「当然(韓国以外の)海外だろう」という周囲のコネストスタッフたちの期待(?)を裏切り、済州島(チェジュド)へ行ってきました(笑)。韓国の他の観光地に比べると、大衆交通の利用が比較的不便な済州島。ツアーに参加したり、レンタカーやタクシーを借りて目的地を回ったり…というのが一般的です。
近場とはいえ、「せっかくの新婚旅行、何か特別な旅にできないかな?」とガイドブックやインターネットで色々と探し回っていたところ、出発日直前にかなり魅力的なものを見つけました!
それが、「オルレ」という徒歩旅行コース。もともとオルレとは、済州島の方言で「道路から家の門へと続く狭い小道」のこと。2009年7月現在、済州島南部の海岸線に沿って13コースが用意されており、1コース当たり約15km。歩ききるには5時間ほどの長丁場ですが、済州の豊かな自然を満喫できるよう見事にコースが設定されていて、車窓観光では見逃してしまうような美しい景色や珍しい光景に出会えるのが魅力です。韓国でもソウルをはじめとした都市に住む人々の間で密かなブームを呼んでいるそう。オルレックン(オルレを歩く人々)のブログやHPを見れば見るほど気持ちは高まり、今回いくつかのコースを歩いてきました。
そんなわけで、済州島では背には大きな登山用リュック、足元はトレッキングシューズという、かなりアウトドアな感じでひたすら歩き続けました。機敏な動きで素潜りをする海女たち、のんびりと草を食む放牧中の牛や馬、水平線に浮かぶ船…。かなりの距離を歩きましたが、行く先々で素晴らしい光景との出会いがあり、感動・感激の連続!幸い天気にも恵まれたため、真っ赤に日焼けして帰ってきました。
オルレを歩きながら目にした美しい景色、肌に感じた風、耳にした鳥の鳴き声を思い出すと、また行きたくてウズウズ。今回の旅のように、これからの人生も一歩一歩しっかり歩いていきたいと思います!
編集部:コッコ