アンニョンハセヨ!コッコです。ソウルは爽やかな五月晴れの日が続いています。日差しが強くなる前に、日頃の運動不足解消も兼ね、先週末は仁王山(イナンサン)をのんびりとハイキングしてきました。
景福宮(キョンボックン)の西側に位置する標高338mの仁王山。調べてみると、朝鮮時代に都を漢陽(ハニャン、現在のソウル)に制定した際、北岳山(プガッサン)、南山(ナムサン)、駱山(ナクサン)と並ぶ内四山(都の東西南北を囲む内側4つの山)の1つに数えられた名山だそう。
今回は、そんな仁王山を本格的に登山するのではなく、社稷(サジッ)公園内の黄鶴亭(ファンハッジョン)付近にある登山口からスタートし、仁王山を横切って、お洒落なカフェやレストランが集まる注目スポット・付岩洞(プアムドン)へと向かう散策コースです。
緑深い林の中を進む散策路では、体いっぱいにマイナスイオンを浴びているよう!澄んだ空気を思い切り吸って、体も心もすっかりリフレッシュできました。途中には青瓦台(チョンワデ)や景福宮、光化門(クァンファムン)の高層ビル街を見渡せるポイントも。また、散策コースの終わりには、四小門(朝鮮時代、都を囲んでいた東西南北の四大門の間に設けられた門)の1つ、彰義門(チャンイムン)があり、はるか遠い歴史を感じることもできます。また、ゴール地点、付岩洞の見どころとしては、人気ドラマ「コーヒープリンス1号店」で、イ・ソンギュン演じるチェ・ハンソンの家として登場したカフェでしょうか。上り坂を結構歩かなければいけませんが、コッコも記念に1枚、カメラに収めてきました。
愛犬を連れた地元の人々のほか、外国人の姿も多く見かけた仁王山の散策コースは、約1時間の道のり。道も比較的整備されている上、アップダウンも少ないので、気軽に運動がてら歩くには持ってこいです。
ソウル都心から少しだけ足を伸ばして楽しむ森林浴。もちろんハイキングの最大のお楽しみ(?)、キムパッ(海苔巻き)などのお弁当もお忘れなく!
編集部:コッコ