アンニョンハセヨ!コッコです。陽射しはまぶしいのに乾燥しがちで風が一段と冷たく感じる最近のソウル。仕事を終えて家に帰る道すがら、薄着で来たことを後悔しながら帰る日もたびたびです。そんな「寒いよ〜」と縮こまる体とは裏腹に、食欲はなぜか膨らむ一途。そういうあたりが、「秋なんだな〜」って実感させてくれます。というわけで食欲の秋、編集部日記もやはり食べ物ネタで…。
コッコが韓国に住み始めて、非常に恋しくなった食べ物のひとつに「パン」があります。毎日食べる食パンは小さめでペラペラ、少し時間が経つとボソボソになってしまう生地…。どこのお店も種類が豊富でおいしそうにみえるのに、味はイマイチ…。それが韓国のパンに対して持っていた印象でした。
パン派のコッコだけに、日常的に食べる好みのパンを見つけたい!それは韓国に来てからの念願でした。そしてパン屋放浪の旅(?)に出ること数ヶ月。おいしいと言われるパン屋は確かに納得の味でしたが、普段買いにいけないような遠い場所にあることが多く、断念。狙い目を家・会社の近所に絞り放浪は続きました。いろいろなパンを買い求め、食べ比べた甲斐あってか、ついに最近、自分なりの失敗しないパン購入テクを発見しました!
それは食パンならここ、食パンでもサンドイッチ用ならあそこ、クリームパンなら…とパンの種類によって買う店を決めてしまうんです。というのも、見た目が華やかで種類も多い韓国のパン屋。目移りして色んな味を試してみましたが、心底おいしい!と思うパンは大抵1店に2〜3種類…。あくまでも想像ですが、お店側にも“得意の一品”のようなパンが存在するような気がしました。その得意の一品をゲットするわけです。
そしてパン屋放浪の旅の意外な収穫は、あんなにマイナスイメージだった韓国のパンも違和感なくおいしいと思うようになってきたこと。仕事中、ときどき先輩から差し入れでいただくパンも、もっと食べたい!と思うほど(単にお腹が空いてるだけ?)。そんなわけで最近は好みのパンも見つけて(韓国のパンに適応して?)充実のパンライフを送っているコッコでした。
編集部:コッコ