皆さま、アンニョンハセヨ〜。8月に入りソウルは連日30度を越える暑さです。先週末も窓から差し込む強い日差しで目を覚ましてしまったほど、快晴のお天気。太陽に誘われて(エアコン代節約のため?)コッコは蒸し暑い部屋を飛び出し、友人と久々に仁寺洞(インサドン)へ繰り出しました。
ひとしきり散策を楽しみ、食事しようと決めていた店へ行くと超満員。「他にどこかないかな〜?」とブラブラしていたら、偶然入り込んだ路地で菜食料理の店を発見!コッコの食事情をよく知る友人の勧めもあり、早速入ってみることにしました。
というのも実は先日、20代後半にして「アトピー」の診断を受けてしまいました。それまではひどい湿疹程度に考えていたのですが、お医者さんから下されたのは、「肉類・卵・乳製品は控えるように」という食事制限付きの診断。「食べて症状に耐えるか」「体のために食べないか」、後者が正しいのは分かっているものの、好物を控えるというのはこんなにもつらいものか…と思い知らされているここ最近なのです。
そんな時に見つけた菜食料理店で、「コンコギ(コンは豆、コギは肉の意)」に初挑戦してきました!コンコギは日本では「ベジミート(大豆や小麦タンパクから作られる植物性食品)」の名でおなじみ、「畑の肉」などとも言われています。食べたのは韓国版トンカツ「トンカス」のコンコギバージョン「コンカス」。見た目はトンカスにそっくりですが、果たして味の方は…。
これが意外や意外、肉じゃないと言われなければ分からないほど食感も似ています。ただ、やっぱり肉独特のジューシーな旨みは感じられませんでしたが、あっさりしていて、何より安心して食べられたのが良かったです。もちろんソースも野菜のみを使用しているとか。消化も良いためか、店内にはお年を召したお客さんもチラホラいました。
帰り際、レジの隣の冷蔵庫では色んな「コンコギ」商品が販売されていました。スパムならぬ、大豆(ソイ)を原料とした「ソイパム」、ユッ(肉)ケジャンならぬ「ドゥ(豆)ケジャン」など…。帰宅してから早速、韓国の「コンコギ」販売サイトをチェックしたのは言うまでもありません。まだ一般的でないためか値段は張りますが、今度はぜひ自分でも「コンコギ」料理にチャレンジしてみたいところ!おすすめのレシピがあったら、ぜひ教えてくださいネ!
編集部:コッコ