アンニョンハセヨ!そして、初めまして!今週から編集部日記に参加させていただきます新米記者ミエです。2008年に入り、2年ぶり3回目となる韓国での生活が始まりました。予想通り(?)忙しくも充実した日々を送っていますが、そんな中で出会った印象的な出来事を、ちょっぴり韓国の社会事情も織り交ぜつつ紹介していけたらなと思います。
さてさて、ただ今こちら韓国は日に日に物価が上昇中。世界的な原油高・原材料費高騰のあおりを受けているのは韓国も同様です。先日も昼食に麺の出前を頼んだら、お会計がいつもより500ウォン高い…。思わず「計算間違えてますよ!」とお店に電話したら、「小麦粉が値上がりして…」の返事が返ってきました。うう…。悲しいけれどこれが現実。
身近な食料品の値上げは生活に直結するだけに、政府も「まずは物価安定が先だ」と政策作りに取りかかるなど、いやはや韓国全体が「この非常事態を何とか乗り切らねば!!」というムードです。
そんな気合は、一人暮らしの記者も、まったくもって同様です。何とか生活費の大半を占める食料費を切り詰めなければ・・・。そして始まったのが、毎日のお弁当作り。おかずの作り置きだってできるし、食べる分だけ準備すればいい。少々面倒ですが、何と言ってもコレが一番の食費節約方法ですよね。
日本に比べると外食費の安い韓国で、先輩方はお昼ご飯どうしてるのかな?少々気になりながら持参することになったのですが、そんな心配はまったく必要ありませんでした。さすが、アルトゥリサルジャ(節約しよう)!を社訓のように掲げ、そして実践するコネスト社員の皆様!半数ほどは食事持参の方々でした。しかも、型にはまったお弁当だけではないんですよ!そんなある日の昼食を今日は公開!
日本土産の貴重な納豆(争奪戦も繰り広げられるほど…)、キムチ、ノリ、手作りのワカメごはん、砂肝炒めにマッチャン(ホルモンの一種)まで!それぞれ主がいるものの、皆でおすそ分けし合ってワイワイと昼食を食べるのです。各人で食事を済ます日本ではなかなか見られない光景ですよね。そんな韓国スタイル(コネストスタイル?)の食事風景が、日本で会社員を経験した私には非常に新鮮で、かつ楽しいひと時でもあります(もちろん美味しさも倍増です)。
節約目的だったのに、意外や意外、今日も豪華なランチと相成りました。初の編集部日記ということで、ちょっとだけ頑張った記者のお弁当は、もうお分かりですよね!?
編集部:ミエ