皆様こんにちは、NaRoです。
ここ数年、通勤路の紅葉やイチョウを眺めるくらいで秋らしい秋を実感することなく過ごしてきたNaRo。しかし、今年は少しでも心にゆとりを持とうと、週末を利用して日帰りで紅葉狩りに行ってきました!
目的地は、京畿道(キョンギド)加平(カピョン)郡にある「アチムコヨ樹木園」。山の麓にある広い敷地内に、草木や花、小川や池などがあるなかなか立派な樹木園でした。
国鉄清涼里(チョンニャンニ)駅からムグンファ号に揺られること約1時間10分、清平(チョンピョン)駅で下車すると、そこはもう山に囲まれた田舎街。駅から静かな街の中を10分ほど歩いてバスターミナルに行き、そこから樹木園行きのバスに乗り換え(やはりT-Moneyカードも使えました)、バスで20分ほど山道を登り続けると、ようやく入口に到着します。バスを含めると結構長い道のりなので、車があれば車で行くのが得策のよう…。
某大学の園芸学科教授が設立したという「アチムコヨ樹木園」は、ハーブ園やバラ園、紅葉、温室、盆栽園、松林、芝生の丘など、20種類の庭園で構成されており、季節にかかわらず満喫できるようになっていました。寒い冬は夜のライトアップを見に訪れる人が多いそうです。郷土料理店やハーブショップ、ギャラリーなどもありました。
友人と写真を撮りながら少し肌寒い秋の空気の中を散歩していると、何だか気持ちもすっきりしてくるようでした。また赤黄茶色に色づいた紅葉や風が吹くと松の葉が舞い散る光景はロマンチックで、隣に恋人がいたらさぞいいんだろうな〜と思わされるほど。そしてふと周りを見てみると、案の定カップルばかり…。この世に2人だけしか存在しないと思っているかのように2人の世界を作っていらっしゃる方々、モデルになりきって写真のポーズを取る女性の多いこと…。うらやましさ半分あきれ半分と言ったところですね(笑) この辺りは南怡島(ナミソム)など観光地をはじめレジャースポーツ施設も多く、すぐ近くにはペンション村もあるので、カップル利用率が高いのでしょうね〜。
それでもこんな風に「秋」を堪能したのは本当に久しぶりだったので、NaRo的にとても充実したいい一日となりました。たまにはこんな風に、都心を離れて遠出をするのもいいものですね。
旅の最後は、春川(チュンチョン)名物(春川は加平から近い)のマックッス(韓国のそば)でシメた麺女のNaRoと友人(同じく春川名物タッカルビも食べたかったところですが、2人だったのでやむなく断念…)。
ソウルから片道3,100ウォン(2009年11月現在)ぽっきりで行けるので、家族はもちろん、カップルでの日帰りデートコースとしてもなかなかおススメですよ!
…と言い終えて、そういえばちょうど明日(11月11日)は恋人たちのイベントの日ペペロデーだなぁとしばし憂鬱になるNaRoでした。
編集部:NaRo