ドリームコンサート2008後記

皆様こんにちは、NaRoです。さて、お蔭様で、最近コネスト社内では「ひそかに」公然の事実となっている(？)NaRoのK-POP好き。今回もとあるK-POPイベントに行って参りました！(取材ではなく、個人的に) その名も「ドリームコンサート2008」略してドリコン！そう、かれこれ10年以上続いているという、初夏の大歌謡祭典です。


毎年蚕室(チャムシル)のオリンピック主競技場で行われるこの無料イベント。約７万人規模のキャパを持つ巨大競技場で、ドリコンではステージの配置上、その半分ほど＋グランド特設席を使います。今年は、東方神起、SS５０１、Super Junior、Epik High、Wonder Girls、少女時代、JEWELRY、MCモンなど去年以上の豪華な出演陣。さらに特別出演に秋山成勲。というワケで、NaRoもかなり楽しみにしていたのですが…。(去年炎天下のなかさんざん待ってもう二度と来るものかと思ったクセに、今年も誘惑に負けて行ってしまった阿呆な自分が好き)

さて、NaRoが開始時間を15分ほど遅れて到着すると、まだ会場前に溢れる人・人・人。とたんに嫌〜な予感が…。そう、なんと会場への入口が封鎖されてしまっていたのです！
入口前はちょっとしたカオス。地方から来たのに入れない子達もいるようでした。あちこちでブーイングが起こっているのに、ニッチもサッチもいかない様子。３階で列を作っていた子達も一部足止めされている状態で、これは無理かもしれないと半ば本気で思うNaRo…。
が、幸い、係員もこのままでは収拾がつかないと判断したのか、やがて入場のための統制を始め、１時間遅れで無事に入場！立ち見なうえ、先に来ていた友人たちには結局会えずじまいでしたが、この際文句は言いません。入れるだけで満足です。(文句はあるけど無理やり満足します)

会場はとても盛り上がっていました。何しろ国内アイドルグループの主だったファンクラブが総動員されていたのですから、そりゃあ席がないハズです。カラフルな応援風船、ペンライト、歓声の波・波・波！やっぱり韓国の公演会場はパワフル＆エネルギッシュです。

しかし一方で、安全面で問題もありました。何しろ出演陣が超豪華だったので、もともと３万５千人動員の予定だったところ、５万人もの観客が殺到！入れるか入れないかのやりとりの過程で何人もの負傷者が出たのだそうです。もちろん無節操な行動を取ったファンもファンですが、警備スタッフもアルバイトがほとんど、救急車も２台しか用意されていなかったということで、まったくもって主催側の不備が問われる事件でした…。
結局終盤になっての入場を余儀なくされた子達も多かったようで、NaRoも客席近くの通路からその様子を見ていて、やりきれなくなってしまいました。バスまで動員して地方からファンを連れてくるなら、最後まで主催側がしっかり面倒を見るべきなのに…。これも「ケンチャナヨ(大丈夫)精神」の一面なら、ちょっと皮肉な話ですよねぇ…。

国内トップの人気歌手達が勢揃いする一大歌謡祭典。歌手と多くの観客がひとつになれる貴重な瞬間なだけに、みんなが安全に楽しめるように、来年はもう少しちゃんと行われるといいなあ…。そんなことを思いつつ、来年のドリコンを待ちわびるNaRoなのでした。(来年も行くのか)


編集部：NaRo