皆様こんにちは、NaRoです。さて、皆さんのなかには、韓国で誕生日会に参加されたことがある方もいるかもしれません。日本と韓国で、誕生日会の雰囲気もちょっと違うんですよ。
この週末、友人の誕生日会のため、NaRoははるばる狎鴎亭(アックジョン)まで足を運びました。友人たちと落ち合い、レストランに向かうNaRoたち一行…(贅沢にもOUTBACKで食べちゃいました)。
さてここで、韓国の誕生日会の特徴その1、「ケーキ持込は当たり前」!ある友人の手にはパン屋で買ったケーキがぶらさがっておりましたが(パン屋でケーキも売っています)、それを持って当然のように入店するNaRoたち一行。韓国ではファーストフード店やカフェにお菓子を持ち込んでも比較的OKですが、誕生日ケーキを持って入店してもOKなんです!
注文した料理が出揃うと、おもむろにケーキを取り出し、ロウソクを刺し込み、火をつけます。そして堂々とバースデーソングを歌い、一斉に「センイルチュッカヘ〜!(誕生日おめでとう)」と叫ぶNaRoたち。
しかもお店によっては、この時「それらしい」BGMを流してくれたりします。NaRoたちの行ったOUTBACKは、デジカメで記念写真を撮って人数分プリントアウトしてくれましたよ(後から聞いたところによると、スタッフが楽器片手に歌ってくれるサービスもあるんだとか)。全然知らない他のテーブルの人が一緒に手を叩いて祝ってくれることもあり、よく分からないけど韓国の誕生日会はにぎやかです。
そうそう、この時ケーキを小皿に取り分けてお店の人たちにおすそ分けするセンス!一種の「場所代」的な意味もあると思うのですが、当たり前のようにみんなで一緒に分け合う、そんな雰囲気が「韓国らしいな〜」と感じるNaRoでもあります。
そして、韓国の誕生日会最大の特徴…。そう、「計算は誕生日の人がする(つまりオゴリ)」!!NaRoが日本にいた時、誕生日の人は払わなくていいのが当然な雰囲気だったと思うのですが、韓国では「祝ってもらうから自分がオゴる」という考え方があるんだそうです。誕生日会に来る人も「オドモッタ(オゴってもらう)」という意識が強い気がします。今回はOUTBACKで高価だったこと、祝う側が全員年上だったこともあって自然と割り勘になりましたが、それでも誕生日の子も当然のようにお金を払ってました。
─…最近は、「日本ってどうだったっけな〜」なんて思うことが多くなってきたNaRo。でも誕生日会ひとつとってみても、こんなところが違うんだな〜ってこと、結構あるものなんですよね。韓国で祝ってもらうにはお金がかかって仕方ありませんが、最近はその「オゴる」考え方に結構順応してきた(ような気がする)NaRo。よし、来年の誕生日は韓国的に…?!う〜ん、しかし口は災いの元、それは1人心の中だけであたためておくとしましょう…。
編集部:NaRo