約1カ月ぶりの更新で、すっかりソウルは春めいてきました。
今回はコネストの会社がある「望遠洞(マンウォンドン)」で、私が超イチ押しの焼肉店、さらにそのお店の超強力推薦メニューを紹介させて頂きます。
まずはこちらのお写真からどうぞ!
見慣れない方が多いかもしれませんが、美味しそうに見えませんか?
これ、日本ではあまり食べないけど韓国の焼肉屋さんでは結構みかける「豚の皮」、「겁때기(コプテギまたはコッテギ)」と言うお肉です。
そして、このお肉を食べられるのが、望遠洞の中でも人気の望理団通りの脇にある、「望遠洞コギチッ」というお店です。
韓国語で「망원동고기집」、直訳すると「望遠洞お肉屋さん」と言うド直球な店名のこちらの焼肉屋さん、まさに望遠洞の焼肉屋さんをレペゼンしていると言っても過言ではない、地元民から人気の焼肉屋さんです。
ちなみにこちらのお店、今回紹介するコプテギ以外にも、超分厚いサムギョプサル、
モクサルもおススメです。
そして韓国の焼肉屋さんルールとして、最低訪問人数分のお肉の注文は必須なうえ、モクサルに至っては2人前から注文が可能です。
さらに、今回の主役メニューであるコプテギは基本のお肉を注文した後に、追加注文時にのみオーダーができるため、まずは訪問した人数分のサムギョプサルかモクサルなど、他のお肉を片付けないとたどり着けない「ラスボス肉メニュー」だったりもします。
ラスボス肉であるコプテギにたどり着く前の満足メニューとしてサムギョプサルやモクサルでまずは舌鼓をポンポンポン~っと打っちゃいましょう。
分厚いモクサル
美味しく焼けたモクサル
ニンニクと一緒にどうぞ
サムギョプサル(写真投稿byくらもちふさみ さん)
サムギョプサル(写真投稿byくらもちふさみ さん)
こんな感じで人数分のお肉を堪能したら、いよいよラスボス肉、コプテギを注文しましょう!このお店のコプテギの正確なメニュー名は「망고껍딱(マンゴコッタク)」と言います。推測ですが「マンゴーを使ったタレに熟成させた・・・」的な意味だと思います。
「망고껍딱 주세요~(マンゴコッタク ジュセヨ)」と言いながら、何人前かは指で数字を作って示せば良いでしょう。
切り目が入ってタレが染み込んですごく美味しそう!
すぐに焦げやすいので注意しながら頻繁にひっくり返して焼きます
お肉が飴色になって表面が少し焦げたら切りましょう
●焼く時のポイント●
その1:焦げるのに気をつけて!
コプテギは少し油断しておいておくとすぐに焦げてしまうので、気をつけて!
その2:丸まってきたら伸ばす!
コプテギはイカ焼きのように熱が加わると丸まってきます。ハサミとトングを使って伸ばしてあげてください
その3:カリカリに焼かない!!
コプテギ上級者は自身の嗜好に合った「コプテギズム」ともいえるものを持っています。単純に言うと、「カリカリに焼く派」と、「クニュクニュの状態で食べる派」の2つに分かれます。私も本来「カリカリ派」の人間ですが、このお店のコプテギはとにかくカリカリには焼かずに「クニュクニュの状態」で食べることをおススメします!
程よい大きさに切ったらきな粉をつけてどうぞ!
クニュクニュとした他のお肉では味わえない独特の食感、きな粉との意外なマリアージュ、そして炭火で焼けたタレの芳醇な香り・・・ビールでも焼酎でもどちらにも合う超感動の一品です。
元々コプテギが好きだった私は、色々なお店でコプテギを食べてきましたが、ここのコプテギがダントツでナンバーワンです。
お腹に余裕があればシメの海老ラーメンもおススメです
望遠洞は美味しい焼肉屋さんがいくつもあるんですが、コプテギ以外のメニューも含めて、このお店が私の中ではベスト3に入るかと思います。
もし望遠洞の近くに来ることがあれば、是非!…と言うよりもこのコプテギを食べに望遠洞にいらっしゃって下さい(笑)
紹介したメニューだけですが日本語訳をつけておきます。
→望遠洞コギチッのお店情報
編集部:つるばら